なな 様
2018年10月15日
私は高校3年生です。 ニキビ肌で、少し暑いと肌が真っ赤になり、いつも開いてる毛穴が更に開きます。 本当にテカりが酷く、休み時間になるごとにトイレに行き、ティッシュでOFFをし、パウダーを付けています。 学校は化粧NGなので、毎回隠れてトイレでやっているので、トイレが近いとよく友達にからかわれたりして辛いです。 テカりは鼻だけ、おでこだけとかではありません。 しかも、肌もくすんでいるので、テカり方が汚いんです。 私以上に肌が赤く、毛穴が開いてテカテカの人は学校にいません。 とても辛いです。
スキンケアカウンセラーからの回答
一生懸命お肌の手入れをされているのに、思わぬところでからかわれたりすると、とてもお辛いことと思います。
お悩みの内容は、スキンケアではなく、お身体の内側のケアが重要になっていくサインが沢山出ているように思いますから、そちらを重点的に回答させて頂きますね。
まず、色々なスキンケアをしてきても解決しない毛穴の開きに悩んでいらっしゃる方は、鉄分の不足が影響している場合があります。
あまり顔色がよくない、疲れやすい、なんとなくだるい、慢性的に眠い、生理不順といった中に思い当たることがあれば、可能性が高くなります。
鉄は女性全般的に不足しやすい上、思春期からの不足が増えていきます。さらに、鉄は吸収のよくない栄養素の一つですから、積極的に摂るとよいかと思います。
多く含まれている食べ物は、赤身の肉やレバー、貝類、魚などが多く、かつ、吸収がよいですよ。野菜類や海藻類にも多く含まれているものがありますが、こちらは吸収率が悪いので、食べるときにビタミンCを含むものを組み合わせると吸収率が上がり、お肌へもよいですよ。
そして、肌が赤くなりやすかったり肌荒れしやすい、鼻回りだけ皮脂が多い、小鼻のキワに赤みがある、皮膚がめくれやすい、といったことがあれば、亜鉛が不足していないか振り返ってみてください。大量に摂る必要のある栄養素ではありませんし、普段のお食事の中で比較的摂りやすいミネラルではありますが、様々な代謝活動の補酵素として使われるため、不足すると不快な症状がでやすい面もあります。
第二次性徴期には、体内で様々な器官が発達するために多くの栄養や代謝活動が必要となりますし、高校生になられると、給食がなくなることで、栄養バランスが変わり、お肌だけでなく、お身体全体的になんとなく調子が整わない、といったことが起きることも考えられます。
今日食べて明日、一気に調子がよくなる、というものではありませんが、日々、意識して食事をされたり、食事でバランスを整えることが難しい場合には、補助的にサプリメントを使うなどされて、お肌に変化があるかどうかみてみてくださいね。
日々のスキンケアは、石鹸での洗顔、しっかりと化粧水で肌に水分を与える、保湿剤で整える、というシンプルなステップをきちっと朝晩続けていきましょう。
お身体の内側からと外側からのケア、両面を意識することで、お悩みから解放されていくと思いますよ。あきらめずに頑張ってくださいね!