様
2017年1月19日
私は中学生です。しみやそばかすがたくさんあって悩んでいます。あと唇にもしみがあり、鼻に太い毛が何本もあります。これらを改善する方法はないのでしょうか。
スキンケアカウンセラーからの回答
しみや、そばかすがあるのとないのでは、やはりお顔の印象が違って見えますから、気にならないようにしたいものですよね。
そもそも、しみとそばかすは、原因となるところがメラニンであることは同じですが、しみは後天的なもの、そばかすは、遺伝を伴った先天的なものであることが多いそうです。
ご相談者様のお年齢から考えますに、お悩みのものは、そばかすなのかもしれませんね。そばかすは、唇などにもでることがありますから、おそらく、唇のしみと思っていらっしゃるものも、そばかすの一つなのかもしれません。
シミは、ニキビ跡や日焼けによるもの、肝斑など種類は様々ですが、どちらかというと、年齢を重ねるごとに濃くなっていくことが多いのに対して、そばかすはシミよりも小さく、鼻の頭や頬などに幼いころから点々と出ており、年齢を重ねるとともに、薄くなっていくことが多いといわれています。ただ、そばかすも、紫外線にあたることで濃くなることもあるようですから、まず、予防するところから始めましょう。
学校などによっては、禁止されているところもあるかもしれませんが、可能であれば、朝の洗顔後、保湿ケアをしてお肌を整えた後、UV対策のできるものをつけるようにしましょう。唇も同様、UV対策のできる、リップクリームなどを使われるとよいと思います。紫外線の影響を最小限に抑えることで、日焼けによってそばかすが濃くなることを防げると思います。夜はきちんと顔に塗ったものを含め、汚れを落とせるように洗顔します。余計な油分が残っていると、別なトラブルの原因になりかねませんので、唇のリップクリームもきちんと落とすようにしましょう。
そして、夜も洗顔後はきちんと保湿ケアを行うようにし、その際、唇もケアするようにしましょう。唇は、皮膚の敏感な部分になりますから、肌に優しいものを使ってくださいね。きちんとUVケアと、保湿ケアをすることで、今あるそばかすが目立ちににくくなったり、肌が潤うことでターンオーバーが整ってくると、そばかすを目立ちにくくしていける可能性が出てくると思います。美白によいとされる、ビタミンCが配合された化粧品類などもよいかもしれません。
唇をかんだり、無意識のうちに触ってしまったりするなどして、刺激をあたえることもよくありませんから、避けるようにしてくださいね。
また、お食事の中で、ビタミンA、C、Eといった栄養素を積極的にとることで、身体の内側からもケアが可能になりますから、お食事の中でも意識してみてくださいね。
お鼻部分の毛というのは、おそらく、小鼻の産毛のことかと存じますが、こちらもケアするのが難しい場所ではあるかと思います。
毛抜きで抜く、カミソリで剃るなどの方法はありますが、少し間違えるとケガをしたり、肌を傷めてしまう可能性があります。誰しも、この産毛はあるものですので、気にしないようにできるのであればよいですが、やはり処理したいということであれば、プロのお顔剃りをお願いしたり、お顔専用の電動カミソリなどを使われるとよいかもしれません。毛抜きで抜く場合は、肌に大きな負担がかかりますので、必ず処理した後には冷やすようにしてくださいね。
まずは、正しい洗顔、丁寧な保湿ケアを実践して、お肌の状態をしっかりとキープしていきましょう。トラブルを起こさない肌を作っていくこと、これが一番大切ですよ!