キウイ。 様
2018年9月12日
小学校高学年からおでこに白ニキビができていて、中学校に入ると徐々に頬、あごなど顔全体に赤ニキビも出来始め、ここ1年ごろでいっきにニキビ跡が悪化しました。 なかなか治らず、皮膚科も変えたりしていました。現在の皮膚科ではディフェリンゲル、ダラシンTゲル、ヒルドイド軟膏を処方していただいてますが、ディフェリンゲルを使うと慢性的なニキビが治らない…という情報をネットで見たので最近は使っていません。前は半年くらい使ってました。 去年の冬ごろからお菓子を全く禁止し、油物も避けています。糖質を今年の6月ごろきつく制限したところ体重が大幅に減ってしまったので現在はある程度とっています。 タンパク質、ビタミン類もたくさん、ミネラルや食物繊維など、バランスの良い食事を最大に気をつけているつもりなのに全く治りません。 前髪もあげ、髪の毛が肌に触れないようにして顔は絶対に触りません。寝具も清潔にしています。 夏に入ってから頬やフェイスラインが急に痒くなり、その部分(直径1センチほど)が赤く、ニキビやじんましんのようなものができます。 かゆみはしばらくするとひき、赤みも翌日ごろにはひきますが、ニキビのようなものや跡が残りとても目立ちます。 毛穴も鼻と鼻横が相当目立ち、なんか白いものが常に出たりしてます。 インナードライなので朝はぬるま湯洗顔で保湿をしっかりして、ヒルドイド軟膏も塗ってます。日焼け止めも低刺激のお湯で落ちるものを塗っています。 夜は洗顔後、朝と同じようにしっかり化粧水を閉じ込めてヒルドイド軟膏を塗ってます。 なかなか治らず最近はニキビがまた増えてしまいました… どうすればよいのでしょうか…
スキンケアカウンセラーからの回答
長らくお悩みでいらっしゃるのですね。
少しでも改善に向けて、お役に立てればと思います。
まず、一番初めにですが、今のご年代において、食事の制限は、お医者様などからの指示でない限りは、しないようにしましょう。
必要以上に間食をしたり、油分の多いものをとったるする必要はありませんが、糖質も脂質も、大切な役割をもった栄養素です。お体の成長にも沢山の栄養が必要な時期かと思いますし、消費カロリーも大きいご年代です。
何かを過剰にとることで、お肌の調子が悪くなることもありますが、不足することでお肌の調子が崩れる可能性の方がはるかに高いご年代だと思います。
お医者様や栄養士さんの管理の元であれば別ですが、年齢や体質などに合ったものでない、ご自身で集めてきた情報などで食事に制限を設けることはやめていきましょうね。お身体が心配です。
バランスのよい食事というのは、体に悪そうなものをやめて、よさそうなものを積極的に摂るということでもありません。特に、ビタミン、ミネラルなどは、単体で働くのではなく、糖質、タンパク質、脂質などを必要なものに変えていくために必要な働きをしていく方が多いですから、しっかり基本的な食事もとってくださいね。
ニキビや肌荒れが気になる場合には、肌の基になるタンパク質、ビタミンB群などを普段のお食事の中でより積極的に摂って頂くとよいと思いますが、毛穴についても気になられており、ニキビ痕ができやすい、インナードライが気になるということもあれば、身体の中の水分や、血流など、巡りをよくすることを考えてみましょう。
特に、鉄が不足している場合には、毛穴の開きや肌荒れ、ニキビの原因となることがあります。コラーゲンの生成にも重要な役割を担っていますが、不足しやすく、吸収もよくない栄養素の一つですから、鉄分、タンパク質、ビタミンCをしっかり摂ると共に、造血に関わる葉酸やビタミンB12、6などもしっかり摂りましょう。また、脂質が不足すれば、乾燥につながる可能性もあります。脂質を過剰にカットしない、水分をしっかりと摂るといったことも、大切にしていってくださいね。
スキンケアについても、少し見直してみましょうね。
まず、洗顔は弱アルカリ性の石鹸を用いて、朝晩、きちんと汚れを落としましょう。夜に塗ったお薬や保湿剤に油分が含まれていますから、水だけでは落とせない可能性があります。一旦、洗顔してお肌をリセットした上で、保湿ケアを行っていきましょう。
洗顔後は、ローションでお肌に水分を与えて整えます。何度か重ね付けするといいかもしれませんね。その後、保湿剤を使って、潤いをキープできるようにしていくのですが、乳液やクリームといった油分の多いものは避け、オイルフリーの美容液やジェルなどがおすすめです。
お薬を使われるのであれば、保湿後に使われるとよいですよ。
お薬については、ネットで様々な情報がありますが、全てが正しい情報とは限りません。お医者様や薬剤師さんときちんと話しをして、処方されたお薬とうまく付き合っていってくださいね。
お肌のことで沢山悩まれ、色々なことを調べたり実践していかれているのだと思います。本当にすごいことです。
せっかく専門家であるお医者様にも行かれているのですから、しっかりとご自身の思いを伝えた上で、納得できる治療方針になるとよいですね。
そして、悩むことや我慢することは大きなストレスに繋がります。これもお肌にとってよくないことになりますから、毎日を楽しくしていくこと、しっかりリラックスすること、食べることを楽しむこと、こういったことも大切にしていってくださいね。きっと美肌に繋がっていくと思います。