ゆみな 様
2017年11月22日
こんにちは。今年20歳になります。 私の悩みは2つあります。一つ目は鼻がざらざらして白いぶつぶつたくさんありいつも脂ぎってること、二つ目は顔がずっと赤いことです。 小学生の頃から鼻と顎にニキビが出来始め、当時気になって潰してしまっていました。 その頃から今までずっとニキビが顔に出来なかった時はありません。特に鼻はニキビを潰していたせいでぼこぼこしてます。それに化粧で隠せないほど真っ赤で、化粧崩れも激しいです。鼻だけ皮膚が違うみたいにぶつぶつざらざらしてます。頬は今年の冬まで出来たことがなかったのですが、勉強へのストレスなのか一回できてからずっと治りません。ニキビがないところはキメが細かくすべすべしていると言われました。顔全体がこのような肌になるのでしょうか?皮膚科にはちょくちょく行っているのですが、劇的に良くなったというのはありません。他の専門の所へ行ったほうが良いのでしょうか? ニキビもそうですが、顔がずっと赤いです。首と色が違うぐらい真っ赤になります。朝起きた時は鼻と顎が赤いぐらいですが、夜には顔全体が赤くなります。また、笑ったり緊張したりするとすぐ真っ赤になります。皮膚科に行った時は遺伝的に肌が薄いのかもしれないといわれました。もうこの顔の赤さは治らないのでしょうか?また、何か対処法があれば教えてください。
長文失礼いたしました。 本当にずっと悩んでおります。どうぞよろしくお願いします。
スキンケアカウンセラーからの回答
長くお悩みになってこられたのですね。
ご相談を拝見する限り、色白で、きめの細かいお肌をお持ちなのだと思います。そういった方は、もともと皮膚が薄く、肌が敏感になりやすい方が多いように思いますが、お悩みを軽減していく方法は何かあると思いますから、できることから試していきましょうね。
二つのお悩みは、連動している部分もあるように感じます。
共通している原因は乾燥にあるように思いますから、まずは、正しい洗顔と保湿をきちんと行っていきましょう。
洗顔は、弱アルカリ性の石鹸を用いて、短時間でおこなうようにします。今まで石鹸での洗顔をされていなかったのであれば、洗顔を変えただけで、肌のザラつきが随分和らぐこともありますよ。
洗顔の後は、丁寧な保湿です。特に化粧水は何度も重ね付けして、しっかりと肌に水分を与えて整えましょう。恐らく、白いブツブツは皮脂が溜まって盛り上がってしまった状態かと思います。これは、皮脂の過剰分泌が原因になっていると思いますが、それも乾燥によるものが大きいと思います。しっかりと肌を潤すことで、皮脂量がある程度コントロールできるようになってくると思いますから、丁寧に化粧水をつけてくださいね。
ニキビがあったり、皮脂が多いからといって、さっぱりタイプの化粧水や、角質クリア成分の入ったものを選んでしまうと、さらに肌の乾燥を進めてしまう可能性がありますから、化粧水を選ぶときには、エタノールやメントール、また、ピーリング成分であるグリコール酸やサリチル酸などの入っていないもので、きちんとお肌を潤すことが出来るものを選びましょう。
そして、化粧水の後は保湿剤を使って潤いをキープできるようにしていきますが、乳液やクリームといった油分の多いものは、毛穴詰まりの原因になったり、化粧崩れを起こしやすくなりますから、オイルフリーの美容液やジェルなどを選んでくださいね。炎症を抑える働きのある成分や、お肌を保護できる成分の入っているものだとより良いと思います。
このようなケアを毎日コツコツ続けていくことで、肌の角質層がきちんと育っていけば、乾燥しにくくなり、バリア機能がきちんと働くようになります。乾燥が原因の皮脂の過剰分泌や、皮膚の赤みも減り、ニキビもできにくくなっていくと思いますので、諦めずにケアをしていってくださいね。ターンオーバーも整っていけば、鼻の部分のお悩みも、少しずつ緩和されてくると思います。
そして、バランスのよい食事をとることも大切です。特に、ライフステージが変わり、生活環境や食生活が変わると、お肌の調子が悪くなることも多くあります。栄養が偏ることのないように気を付け、ビタミンやミネラルもきちんと摂れるようにしましょうね。ビタミン類の中でも、特に、ビタミンB群、ミネラル類の中では、亜鉛や鉄といったものが不足してくると、お肌に影響が出やすくなりますから、お食事できちんと摂ることが難しければ、補助的にサプリメントを利用するなどして、身体の内側からのケアにも目を向けていってくださいね。
笑ったり、緊張したりといった、自律神経に関わるようなものや、気温差、薬の長期連用など、顔が赤くなる原因は様々ですし、なりやすい人と、そうでない人がいますが、乾燥やニキビも、食生活も一つの原因ですから、まずはここを和らげる努力をしていきましょう。
その上で、やはり顔が赤くなることが気になるようであれば、お医者様にも相談してみてくださいね。