強烈な紫外線が降り注ぐ今の時期。
お肌の日焼け対策を行うのはもはや常識とも言えますよね。
でも、頭皮や髪の毛のケアはできていますか?
実は、頭は顔の3~5倍もの紫外線を浴びるとも言われており、
日焼けしてしまうとトラブルの原因にもなります。
そこで、今回は頭皮や髪の日焼けについてご紹介いたします。
■ 髪や頭皮が日焼けするとどうなる?
<キューティクルがはがれやすくなる>
髪の表面を覆っているキューティクルがはがれると、
髪の中のタンパク質や保湿成分が流れ出てしまい、
パサつきやすくなったり、ツヤがなくなったりします。
<タンパク質が壊れる>
強い紫外線を浴びると、タンパク質やアミノ酸が結合した
システィン結合が壊れてしまい、髪の強度や柔軟性がなくなり
切れ毛や枝毛の原因になります。
<カラーの持ちが悪くなる>
紫外線によって髪内部のメラニンが分解されると、
髪の色が徐々に抜けてしまい赤茶けたように見えます。
カラーをした髪はさらにメラニン色素が少ないので、
より紫外線のダメージを受けることになり、
色の持ちも悪くなってしまうのです。
<健康な髪が作れない>
頭皮が紫外線によってダメージを受けると、
髪の毛を生み出す毛母細胞にも正常な働きができなくなり、
抜け毛や薄毛が進んでしまいます。
また、毛根にある髪を黒くする細胞がダメージを受けると
白髪が増えてしまう原因にもなります。
いかがでしたか?
紫外線による髪や頭皮へのダメージは目で見てわかりにくく、
つい見落としてしまいがちです。
きちんと対策してあげることで、健康的なツヤとコシのある
髪を保つことができますよ。
来週は髪や頭皮の紫外線対策についてお届けしますので
お楽しみに♪