大根は弱った胃腸を整える効果が高いといわれる野菜です。 今回は、弱った胃腸のレスキュー野菜「大根」についてお届けします! ■消化を助けて!ジアスターゼ 大根に含まれている「ジアスターゼ」という消化酵素は、 消化を助けてくれる働きだけでなく、 胃酸をコントロールして、胃もたれや胸やけを防止する働きもあります。 ■大根おろし限定!イソチオシアネート 「イソチオシアネート」は、大根の辛味の成分です。 イソチオシアネートは、殺菌や抗炎症、解毒など、いろんな作用があります。 例えば血液をサラサラにしたり、消化を促進したり、食中毒を予防したり…。 ですが、これは普通の大根ではなく、大根おろしにしか含まれない成分なんです。 大根をすりおろす過程で、大根の細胞が崩れたときの化学反応で作られます。 だから、イソチオシアネートを取りたいときは、大根おろしにするしかないのです! ■美肌や風邪予防効果的だよ!ビタミンC 大根の皮に多く含まれている「ビタミンC」は美肌や風邪予防に効果的なので、 この寒い冬には積極的に摂っていきたい成分です。 強い抗酸化作用や免疫力を高める働きがあるため、 胃がんを予防したり、胃の粘膜が萎縮するのを抑える効果もあります。 「ジアスターゼ」も「ビタミンC」も加熱に弱いという性質をもっているので、 これらの効果を効率よく摂取するには、生で食べるのが一番効果的です。 ただし、大根は生で食べると体を冷やす作用があると言われているので、 冷えが気になるこの季節にはどうやって食べようか悩むところ… 次回は、そんな大根の効果的な食べ方について お届けしますので、お楽しみに(^▽^)