昨日は正月に飾った鏡餅を食べる「鏡開き」の日でしたね。鏡開きはもともと武家社会の風習で、延命祈願の儀式です。
切るという言葉を忌み嫌って、運を開くという言葉にかけて鏡開きというらし
いのですが、皆さんはおしることぜんざい、どっちがいいですか?
私は、ぜんざいがいいです!話がそれてしまいました。(^_^;)
どちらにしてもお餅のあのモチッとした食感はいいですよね。
餅米に含まれるデンプンは、普通のお米とは違い、100%アミロペクチンと
いう物質で、モチッとした食感はこのアミロペクチンのなせる技なのです。
でも、食べ過ぎにご注意を!かなり高カロリーなんですよ。
イキイキ素肌マガジンVol.0037で、飲みすぎ食べすぎはお肌によくないことを
お伝えいたしましたが、食べすぎはやっぱりお肌によくないですよね。
「お餅を食べ過ぎて正月太りなんです。」「○キロも太っちゃいました」とい
う方いませんか?
お正月は食べ過ぎるだけでなく、生活が不規則になったり、食事のバランスが
悪かったりして、太りやすくなります。
正月太りを解消しようと食事の回数を減らして、朝食を食べないようにしてダ
イエットしているという方がよくいらっしゃいますよね。
食べ過ぎよりはいいのでは?と思っている方があるかもしれませんが、これが
大間違い!実はこれこそ、お肌の大敵です!
理由は、こういう図式になります。
食べすぎなどで胃や肝臓などの内臓が弱る。
↓
朝食を抜くことによって内臓の回復が遅れたり、栄養を横取りする
など内臓にさらにダメージを与える。
↓
吸収が悪くなり、栄養が末端までうまく届かない。
↓
新陳代謝がうまく行われなく、古い細胞がとどまり、
お肌の状態が悪くなる!!
内臓はどのような不摂生によってもダメージを受けてしまいます。
内臓をいたわることは、肥満を防ぐためでなくお肌をいたわる第一歩です。
では、どのようにすればお肌に影響が少なく、正月太りを解消できるのでしょ
う?プライマリーから一つ提案いたします。
それは、バランスのいい食事を腹八分でとるということです。
これは、ありきたりなようですが、大切なのは生きた食物からバランスよく
栄養を摂るということです!
すべての食べ物は、含まれる量こそ違いますが、タンパク質、脂肪、デンプン、
ビタミンや鉄分やカルシュウムなどを重ね合わせてもっています。
バランスがいい食事とは、いろいろな性質の食物を食べることにより、結果的
にまんべんなくいろいろな栄養素をとるということです。
体の健康を保つおおもととなる食事でとらないで、補助のビタミン剤ばかり飲
んでいると、飲んだビタミンは不要となり体から排出され、体が必要としてい
るビタミンや栄養までもいっしょに排出されたり、体を痛める原因になったり
するようです。
ですから、食物から栄養をとることが一番安全でまたお肌の負担をかけなく正
月太りを解消できる一番いい方法といえると思います。
合成された栄養素に頼るのはよくありません、生きた食物から栄養を適量とり
ましょう!ちゃんとした食事こそが健康のもとです。