暦の上ではもう春ですが、まだまだ空気が乾燥しお肌も乾燥し
やすいですね。
「保湿には乳液、クリームが常識!」といってオイルをたっぷりと
含む乳液やクリームをつけてシミやくすみ、毛穴の黒ずみなどの
トラブルに悩まされている方いらっしゃいませんか?
料理で天ぷら油を何回も何回も使っていると無色だった油が
茶褐色になり、変なにおいがしたりしますよね。
このように一般的にオイルは酸化すると変色や嫌なにおいが
発生します。
そして酸化したオイル(過酸化脂質)は皮膚細胞に刺激を与え、
お肌の老化を促進することがわかっています。
しかし、オイルはゆっくりと酸化するからお肌につけても酸化
しないから大丈夫と思っていませんか?
オイルは、徐々に変化すると思われがちですが、そうでは
ありません。
オイルは2段階に酸化していると考えましょう。
というのは変色やにおいが出てしまっているのはすでに2次的な
酸化が起きている状態で、オイルは酸素とふれ合った瞬間から
すでに酸化が始まっています。
乳液、クリーム、ファンデーションなどに含まれるオイルはお肌の
上で数時間で酸化し過酸化脂質化しているといわれています。
乳液やクリームなどオイルがたっぷりと含まれる化粧品で今まで
使って大丈夫だったのになぜか肌に合わなくなって。。。見た目
には色もにおいも大丈夫なのに・・・という経験ございませんか?
もしかすると、オイルの酸化によるせいかもしれませんよ。
お肌のスベスベ感をもたらす油分は動物性であれ植物性であれ
シミ、くすみ、毛穴の黒ずみなどの原因となりかねないということ
を頭に入れておくべきです。