春風に舞うほこり、黄砂、排気ガス、粉塵・・・
この時期のスキンケアとして、まず、洗顔でほこりや花粉などをしっかり
洗い流すことが、トラブルの予防につながります。
しかし、洗顔は丁寧に洗顔しないといけないといって、時間をかけて
洗顔する方がいらっしゃいますが、『丁寧』の意味を取り違えてしまわ
ないように。
この時期のお肌は疲れ弱っている場合が多いので、洗顔料をしっかり
泡立て泡で優しく洗うのがポイントです。
たっぷり泡立てた洗顔料の泡をお肌にのせておく時間を30秒以内の
短時間にして、なで洗いするをおすすめします。どんなに優しい洗顔料
でもお肌に長くつけておくと負担になります。
また、洗顔は朝晩2回行いましょう。
夜のうちに皮脂がでていますので、よっぽどの乾燥肌の方でない限り
朝も洗顔料で洗顔することをおすすめします。
夜の洗顔について、「帰宅したときにダブル洗顔して、お風呂に入った
ときにもダブル洗顔するのですか?」という質問を受けることがありますが、
洗顔料を使った洗顔もやりすぎるとお肌に負担になり、お肌の老化を
早めてしまう結果になりかねません。
早くメイクや汚れを落としてお肌の負担を軽くするという観点から、帰宅
時にダブル洗顔をして、お風呂ではぬるま湯だけで洗顔することをおす
すめします。
このように洗顔料を使った洗顔は通常1日2回までにして、それ以上
洗顔する場合は、ぬるま湯だけで洗顔しましょう。
もちろん、帰宅時に洗顔した際、ローションをすぐにつけてお肌にうる
おいを与え環境を整えておきましょう。
また、お風呂の後はしっかりローションとエッセンスで水分補給と保湿
をお忘れなく。
お肌は夜作られます。夜、成長ホルモンが活発に働きお肌を整えます。
大切なのはお肌のうるおいを保つこと。ローションをつける際は軽くパッ
ティングしてお肌に浸透させましょう。また、コットンに、ローションをひた
ひたに含ませて、しばらく保湿パックするもの効果的。
水分バランスの整った肌は、美しく見えるばかりでなく、外界からの影
響を受けにくくなります。毎日のスキンケアでお肌のうるおいバランスを
整えましょう。