8月ももう終わりですが、まだまだ紫外線は強く、9月も運動会などで
日焼けをする機会がありますので要注意。
特に日に焼けたお肌の初期段階におこるのがサンバーンです。
これは軽度のヤケドと同じ状態で、お肌が冷たくなるまで、水で
根気強く冷やすことが先決です。
この時期は、今まで浴びてきた紫外線や夏ばてなどでお肌は弱って
いますので、さらにお肌に負担をかけるようなケアをするのは禁物。
日焼けによる炎症もすぐにおさまる軽度のほてりから、長時間かけ
ないと静まらないものまで様々あります。また、炎症を抑える(消炎)と
いっても、その方法はいくつかあります。
どのくらいのほてりかを自己判断した上で効率よく炎症を抑える方法を
選び、実行しましょう。
軽度のほてりでしたら、次の方法がおすすめ。
甘草成分(グリチルリチン酸2K)など消炎効果のある成分を含む、
ミスト状(スプレータイプ)のローションをお顔にまんべんなく吹きかけ、
直接手でパッティングする方法。
パッティングにはクーリング効果といってお肌を冷やし、ほてりを押さえ、
毛穴が少し閉まり、皮脂の分泌を少しですが押さえる効果もあります。
また、ポカポカする程度のお肌なら、消炎効果のある成分を含ませた
フェイスマスクをするとお肌が落ち着きますよ。
さらに、その後のケアのために、化粧水や美容液も冷蔵庫で冷やして
おくと効果的です。
ところで、ほてりがおさまった後、お肌が乾燥していると感じることが
ありませんか?
ほてりがおさまると、紫外線によるダメージでお肌は水分不足になり、
乾燥状態という次の段階へ進みます。乾燥は様々なトラブルの元と
なります。自覚したらすぐにケアを!
水分不足でお肌がかさつくときは、まずはたっぷりとお肌に良い水分を
補うことが大切です。
しかし、水分補給のみで保湿を怠ると水分が蒸発しやすいばかりか、
角質層の水分まで奪われる原因にもなりかねません。
水分を補ったら、潤いのベールで保湿することがとても大切になります。
特に保湿では手軽で確実なのがコラーゲン。水分を除くお肌の成分の
80%はコラーゲンです。
少量を顔全体に伸ばすだけでOK。
お肌の良くなじみ、皮膚表面のカバー力に優れ、水分の蒸発を確実に
防いでくれます。
乾燥の段階を過ぎると次は角質の・・・次回続きをお伝えいたします。