ほてり、乾燥の次の段階が角質の肥厚。
紫外線を浴びダメージを蓄積したお肌は角質を厚くし、外的刺激から
身体を守ろうとします。
これは皮膚の防衛反応で正常なのですが、問題はその状態を放置
しておくこと。
紫外線を浴びたお肌は本来の機能を果たせなくなっているため、肥厚
した角質はなかなか正常には戻れません。ケアを怠り、そのままに
すると、お肌はさらに乾燥し、くすみやシミなど新たなトラブルへ。
これを解消する大きなポイントは洗顔です!
汚れを落とすだけでなく、古い角質をやさしく取り除き、美白効果を
持つ洗顔を行いましょう。大きな注意点を書いていきますね。
(1)洗顔料
洗顔料ではお肌にやさしい純石鹸主成分のものがお勧めですが、
純石鹸にも脱脂力が強いものがあります。純石鹸主成分でオイル
ではない保湿成分を配合した皮脂をとり過ぎないで、お肌に必要な
潤いは残すように調整された洗顔料をおすすめします。
また、アミノ酸系のものや弱酸性のものはお肌に残りやすく汚れを
お肌に残すようなものでおすすめできません。
洗顔料については下記のURLをクリックし参考にして下さい。
◆こちら→ https://md-primaryinc.sakura.ne.jp/primaryinc.co.jp/book/04-10.html
さらにパウダータイプの洗顔料がお勧め。固形タイプのように金属
石鹸ができなく、毎回使いたてのキレイな状態で洗顔できます。
(2)洗顔法
洗顔の仕方では、洗顔時間を短時間にすることでお肌にあまり
負担をかけないことが大切です。
ぬるま湯を使ってしっかりたっぷり泡立て、その泡をお肌にのせる
時間は30秒以内にして、やさしくなで洗いしましょう。
特にお肌が敏感になっていると細部間脂質が少なくなり、お肌が
傷つきやすくなっているので、洗顔料を充分泡立ててできるだけ
やさしい泡にしましょう。
そして、その後はぬるま湯でたっぷりすすぎを行いましょう。
洗顔後は前回お伝えした水分補給、保湿をしっかりと。
Tゾーンや頬など紫外線の影響が出やすい部分はチェックしましょう。
特に美容液は角質の肥厚解消、くすみ肌の解消には効果大です。
お肌への浸透率を高めるために、お風呂の蒸気で美容液蒸ししたり
するのもいいですね。
日焼けで炎症を起こしたお肌が乾燥や角質の肥厚・くすみでおさまらず、
それより一歩進んだ状態になると、シミ・ソバカスとして表面に現れてきます。
乾燥肌の方は特にシミができやすいので、お肌がほてっているなと感じ
たらしっかりスキンケアを。