■お悩み相談室
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ぽん酢 様
2017年8月8日
私は主に鼻にニキビがよく出来て、ところどころが赤いし、鼻の際や下のところも赤いです。毛穴も茶色く、蒸しタオルを一度当てて洗ってみたのですが特に改善しませんでした。どうしたらこれらは改善できるのでしょうか。ニキビが出来にくくて毛穴も見えない、白くてさらさらした鼻になりたいです。 日頃運動をせず、また汗を放置してしまうのも良くないのでしょうか。 頬には滅多にニキビはできませんが、一部何故か赤みがあるし、鼻と頬の境目くらいに、ニキビとまではいかないけどなかなか消えない浮き出たものがあります(1枚目中央) ケアとしては、日頃朝は水洗顔で夜は洗顔フォームと化粧水を使っているのですが、朝もちゃんと洗顔すべきなのでしょうか。洗いすぎになるとも聞くので迷っています。どうにか綺麗な肌になりたいです。
(※お写真付きでご相談頂いておりました)
スキンケアカウンセラーからの回答
お写真拝見いたしました。まだ鼻回り中心でのお悩みかと思いますので、対策次第では、十分、きれいなお肌にしていけると思いますよ!頑張ってケアしていきましょう。
拝見する限り、角栓が気になられる状態なのではないかと思います。お肌のザラつきも気になる状態ではありませんか?
まず、角栓は、毛穴から顔を出した状態であれば、黄色っぽい油の塊のようなものが表面に出ている、毛穴を塞ぎ、表面が酸化してしまった場合には、毛穴の黒ずみ、角栓が毛穴を塞ぎ、皮脂が行き場を失ってしまった場合には白ニキビ、というような形になっていきます。これがさらに炎症を起こすと、赤いニキビや、化膿したニキビへと変化して行ってしまいますから、まずは、毛穴を詰まらせないための対策が必要になってくるかと思います。
毛穴を詰まらせないようにする、と申しますと、とにかく、洗顔で毛穴の奥の汚れまで全部出してしまわなければ!とお考えになる方も多いようですが、必要なのは、皮脂の過剰分泌を止めることです。
角栓は、皮脂だけでできているのではなく、その7割は不要になった角質などのタンパク汚れだと言われています。これが皮脂と混ざり合い、角栓になってしまうのですね。そして、毛穴を詰まらせてしまうもう一つの原因は、収縮の悪さにあります。これは、乾燥が原因です。乾燥は、皮脂の過剰分泌も起こしますから、正しい洗顔と、保湿ケアが重要なポイントになります。
まず、洗顔は、弱アルカリ性の石鹸を用いて、朝晩行いましょう。朝は水洗顔という方も多いですが、皮脂や汗は就寝中にも分泌されますし、それがお肌に残っているとよくありません。水で油を落とすことは出来ませんから、きちん石鹸を用いて、朝も洗顔してくださいね。洗顔時は、水温と時間に気をつけ、ぬるま湯で行うことと、短時間で終わらせることを意識して行いましょう。
角栓が気になる場合には、以前になさったことがある、蒸しタオルを使う方法や、湯船に浸かってあたたまり、毛穴を緩めてから、タンパク汚れを分解できる酵素の入った洗顔料を用いられるとスッキリするかと思います。黒ずみが酷く、毛穴が緩まない時には、毎日する必要はありませんが、お肌に優しいクレンジングを使用して、汚れを取りやすくされてから洗顔されてもよいかと思います。
そして、洗顔後は保湿です。たっぷりと化粧水を使用し、お肌に水分を与えて整えましょう。その後、保湿剤を用いて、潤いをキープできるようにします。乳液やクリームといった油分の多いものは、毛穴詰まりの原因になることもありますから、オイルフリーのジェルや美容液を選んでくださいね。
この作業を、毎日朝晩、コツコツと続けることで、肌に潤いが生まれれば、皮脂の分泌も減りますし、毛穴の伸縮もよくなって毛穴詰まりが起きにくくなりますし、ニキビもできにくい肌を作っていくことができると思います。
さらに、もう一つ、気にかけて頂きたいのが、お身体の内側からのケアです。思春期には、第二次性徴期でもあり、たくさんの栄養が使われます。中でも、亜鉛が不足すると、小鼻のキワや鼻回りの赤み、鼻回り周辺の皮脂が多い、皮膚がめくれやすい、といったことが起きると言われます。過剰に摂る必要のないミネラルではありますが、少しの不足でお肌に影響が出やすい面もありますから、積極的に摂られるように意識してみてくださいね。
その他、バランスのよいお食事、しっかりと身体を休める、といったことも大切です。スキンケアとあわせて、できることから試してみてくださいね。
かん 様
2017年8月8日
大学一年生です。 高校生のときからおでこにニキビができ ずっと治らないまま、 あごとほっぺたに沢山ボツボツができてしまいました。 化粧もしていませんし、洗顔が落としきれていないと思い、1ヶ月ほど前から洗顔もしていません。 ほんとうに何をしてもなおらず、 新しくできるばかりで 潰してしましました。 やはり皮膚科に行くべきでしょうか?
スキンケアカウンセラーからの回答
何をしても治らないと、何もしない方がよいのかな、と思ってしまうお気持ち、とてもよくわかります。
お医者様に行かれるのも、大切な選択肢かと思います。ただ、皮膚科に行く前に、できるケアがたくさんあるように思いますし、通院したからといってお薬だけで簡単にニキビがなくなるわけではなく、やはり、毎日のケアをきちんとするということが前提の上での治療になってくるかと思います。まずは、できることを試してしばらく様子をみられ、それでもやはりどうしようもないという時には、お医者様の力をかりてみられてはいかがでしょうか。
まず、もともとはおでこにニキビが出ていた、ということですから、思春期のニキビやホルモンのバランスに伴うニキビが元であったかと思います。その後、顎や頬にも出ていたということですから、最初の原因に加え、乾燥もニキビの原因になっていったのではないかと思います。
ニキビの原因は、洗顔やメイクが影響してくることもありますが、もともとは、皮脂の分泌量に伴うものがほとんどです。皮脂の分泌は、乾燥だけでなく、身体の成長に伴うものや、ストレス、ホルモンのバランスなど、お身体の内側の影響も関係してきます。
今は洗顔もされていないということですが、汚れがきちんと落とせていないということは、やはり致命的でもあります。まずは、正しい洗顔から始めていきましょう。
洗顔は、弱アルカリ性の石鹸を用いて、しっかりと泡立て、皮脂の多い箇所から順に洗い、すすぎを含めて30秒程度の短時間を目安に行うようにします。朝晩2回、きちんと汚れを落とすようにしましょう。
そして、大切なのは、保湿ケアです。きちんと汚れを落とした上で、たっぷりとローションを使って、肌に水分を与え、お肌を整えます。特に、このローションをつける工程は数回繰り返し、たっぷりと肌に水分を与えましょう。そして、その後は保湿剤を使って潤いをキープできるようにします。乳液やクリームといった油分の多いものは避け、オイルフリーの美容液やジェルなどを選ばれるとよいと思います。
洗う、潤す、キープする、この3ステップで構いませんから、必ず毎日行ってくださいね。しっかりとすすげば、洗顔料が肌に残ってトラブルが起きるということはあまり考えなくてよいと思います。むしろ、いつも外気にさらされ続けているお肌を放置するほうがよくありませんから、きちんと洗い、そして、潤す、という作業を続けていってくださいね。
例え、皮膚科に言った場合でも、この基本的なケアができていないと、必ず保湿をしてから使用するといったタイプのお薬が処方されたときに、効果がでにくくなるだけでなく、違うトラブルが起きやすくなってしまいますから、保湿ケアまでは、毎日してみてくださいね。肌に潤いが出てくれば、皮脂の過剰分泌も減ってきますし、毛穴の伸縮もよくなり、毛穴が詰まりにくくなっていきますし、肌に透明感もでて、キメも整っていきますよ。
また、ニキビが気になると触ってしまったり、見栄えが悪いと感じてつぶしたくなりますが、これもまた、お肌によいことではありません。日々のケアをしっかりしていくことで、今あるニキビもコントロールできると思いますから、諦めずにケアしていきましょう。
そして、先にも書きましたが、ニキビは肌や化粧品だけの問題ではありません。きちんと身体を休める、バランスのよい栄養をとる、ストレスをためないようにする、といったお身体のケアも大切です。お肌の身体の一部です。身体を労わることが、肌をいたわることにつながっていきますから、栄養面も含め、しっかりと生活スタイルを整えていってくださいね。
こん 様
2017年8月4日
中2からニキビができはじめ現在高校3年です。中3、高1の頃とくらべれば治ってきたと感じるもののニキビ跡、クレーターの上に進行形のニキビができている状態です。ポツポツと箇所にニキビができているのではなく、頬全体が赤く炎症を起こしている状態です。また頬(鼻の近く)は毛穴が開いて肉眼でもブツブツ、ざらざらした感じが分かる状態です。最近は顎にもでき始めて毎日が憂鬱です。皮膚科に通いナジブロキサシンを毎日塗って2ヶ月立ちますが効果が見られません。また新しいニキビができるとき赤ニキビではなく化膿したニキビができるようになってしまいました。 大学生までには直したいです本当に困っています。
スキンケアカウンセラーからの回答
お顔全体が赤く見えるほどになりますと、顔全体に熱感もあるかもしれませんし、一目も気になると思いますから、とても憂鬱ですよね。
少しでも不快な症状がなくなるように、頑張りましょうね!
まず、皮膚科のお薬を使用されているとのことですが、それ以外に何かスキンケアはされていますか?
お使いのお薬は、だいたい1カ月程度の使用で様子を見て、治療方針を判定するということがあるようですので、2カ月経っても全く効果を感じられず、炎症を起こしたニキビができやすくなってきているということであれば、一度、お医者様に今後の治療についてご相談されてもよいかもしれませんね。
とはいえ、お医者様に行かれても、簡単に治せないのがニキビの難しい所でもあります。思春期になると、だれでもニキビができやすくなりますが、日々のスキンケアや、生活環境の中で、少し気を付けるだけでも、状態が変わってくることがありますから、諦めずにできることからやっていきましょう。
ニキビ跡も気になるかもしれませんが、ニキビ跡ケアに一番大切なことは、今あるニキビをなくすこと、新しいニキビを作らないことです。ですから、まずは、ニキビをケアしていくことに注力しましょうね。
ケアの基本は、正しい洗顔と、丁寧な保湿です。肌にザラつきもあり、頬にもでき始めているということは、肌表面がテカっていたり、皮脂が多い状態に感じられたとしても、汚れがきちんと落とせていないこと、そして、肌の内部が乾燥していることが考えられます。
まず、洗顔は、弱アルカリ性の石鹸を用いて行うようにしましょう。これだけで、ザラツキがずいぶん軽減できる可能性がありますよ。しっかりと泡立て、皮脂の多いTゾーン、おでこ⇒鼻まわり⇒顎まわりと進み、最後に皮脂の少ないUゾーンを洗うようにします。できるだけ肌への摩擦を減らし、丁寧に、でも、短時間で洗い終えるようにしましょう。洗顔時間の目安は30秒以内です。
そして、洗顔後には、きちんと保湿をします。化粧水をたっぷりとつけ、肌を整える作業を、複数回繰り返して、きちんと水分を与えて肌に潤いを与えます。その後、保湿剤を用いて、肌の潤いをキープするようにしましょう。ケアはこの3ステップですが、大切なのは、水温と、成分内容です。
水温が低すぎると汚れがきちんと落とせない可能性がありますし、水温が高すぎると必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥を進めてしまう可能性があります。洗顔にベストといわれているのは、32℃程度のぬるま湯です。お風呂のお湯よりも、ぬるいかな、と感じるぐらいと思って頂いてよいと思います。この水温を気を付けるだけでも、随分と肌の状態は変わってきますから、ここは頑張ってみてくださいね。
そして、洗顔、化粧水いずれにも言えることですが、ニキビ向けの化粧品の中には、有効成分として、グリコール酸、サリチル酸、フルーツ酸などといった、ピーリング作用の成分が入っていることが多くあります。これは、角質肥厚の状態には効果的ではありますが、肌が乾燥していたり、炎症が酷い、化膿したニキビあるといったときには、おすすめできない面もあります。その他、さっぱり感をだすためのエタノールやメントール、強めの殺菌成分などは避けられ、選ぶ際には、しっかりと肌に潤いを与えられるもので、炎症を抑える働きのある成分や、肌を保護する成分が入っているものなどを選ぶようにしましょう。
また、保湿剤については、乳液やクリームといった油分の多いものは、毛穴詰まりの原因となることもありますから、オイルフリーの美容液やジェルなどを使ってみてくださいね。
そして、やはり、思春期からでき始めたニキビですから、お身体との関係も深いものがあります。できるだけバランスの良い食事、質のよい睡眠、ストレスをためない、しっかりと身体をほぐす、といったような、身体を労わることを大切にし、特に思春期にはたくさん使われ、少しの不足が肌に影響しやすくなる、亜鉛、鉄、といったミネラルなどもしっかりと摂るようにしてくださいね。鼻回りの赤みや、皮膚がめくれやすいといったこと、毛穴が目立つといったことに役立つ可能性があります。苦手な食べ物があったり、お忙しくてゆっくり食事ができないというような場合には、補助的にビタミンやミネラルのサプリメントを使われてもよいかもしれませんし、毎日飲まれるお茶を、ハトムギ茶やドクダミ茶、そのようなものが入っているブレンド茶などにされるのもよいかもしれませんね。
高校3年生さんということですから、様々なプレッシャーやストレスが、ご自身が感じている以上にお身体に負担となってかかってきます。ストレスは皮脂の分泌を促進してしまいますから、できるだけリラックスする時間をとって、頑張ってくださいね。笑顔で大学生になられますよう、応援致しております!
ゆう 様
2017年8月4日
22歳です。中学生の頃からずっとニキビに悩み、色々なスキンケア用品を試してきました。おそらくインナードライだと思います。 現在、ルナメアACの洗顔料、化粧水、乳液を使用し、割と落ち着いてきました。ですが、口周りのニキビが繰り返しできてしまいます。また、口周り以外は落ち着いたので、今度は毛穴が気になり始めました。鼻と口周りの角栓がひどかったため、クレンジングリキッドを使い、マッサージをし始めました。すると、にゅるにゅる出てきていた角栓はあまり見なくなりました。口周りの角栓は気にならなくなったのですが、鼻のざらざらどうしても気になり、クレンジングリキッドで毎日ではないですが、マッサージをしています。その影響かわかりませんが、鼻が黒ずみが目立ってきました。 ニキビと毛穴のケアを両方したいのですが、結局どうするのが良いのかが分からなくなってしまいました。 口周りの繰り返すニキビのケア、毛穴の角栓・黒ずみのケアについて教えてください。
スキンケアカウンセラーからの回答
一生懸命ケアをしてこられたのですね。少しケアを見直すことで、お悩みが軽減するように思いますので、今のケアと照らし合わせてみてくださいね。
まず、毛穴の角栓、黒ずみ、ニキビ、ご年齢から類推しますに、おっしゃる通り、インナードライ、つまり、乾燥が原因になっているのではないかと思います。
肌が乾燥すれば、乾燥から肌を守るために皮脂が分泌されます。これが過剰となり、皮脂量が多くなることだけでなく、潤いの不足している肌は、毛穴の回りの皮膚が固くなり、伸縮も悪くなりますから、皮脂の排出がうまくできず、詰まりを起こしやすくなります。さらに、乾燥していると、肌のターンオーバーが乱れ、本来ならば不要な角質となって剥がれ落ちるものが残ってくすんでしまったり、それが皮脂と混ざり合って毛穴を塞ぎ、角栓になってしまいます。さらに、その洗顔が空気に触れ酸化すると黒くなる、という状態が起きているように思います。
クレンジングを使用して、肌を柔軟にしたり、汚れを浮かせることも割ることではありませんが、リキッドタイプのクレンジングは、オイルクレンジングに並んで洗浄力も強く、かなり落ちにくいメイクをしておられるのでなければ、お肌に対して負担になる部分もあるかもしれませんし、肌に必要なものまで落としてしまっている可能性があります。また、使用している化粧品に、グリコール酸、サリチル酸、フルーツ酸などのピーリング成分が入っていた場合、乾燥を進めてしまう場合がありますから、化粧品の成分と、肌の状態をよく見極めて使用するようにしてくださいね。
ザラつきが気になる場合には、洗顔料を弱アルカリ性石鹸にしてみられると良いかと思います。また、角栓は皮脂と不要な角質などが混ざり合ったもので、その7割以上がタンパク汚れだと言われます。ですから、タンパク質を分解できる酵素の入った洗顔料もおすすめです。クレンジングを使用しなくても、ホットパックや、湯船につかるなどして温め、毛穴を開いた後に、洗顔されるとよいかと思います。どうしても毛穴ケアのためにクレンジングを使用したいのであれば、最もお肌に負担のかかりにくい、オイルフリーのジェルタイプを選ばれるとよいかと思います。
そして、あとは、しっかりと保湿をすることです。保湿というと、高級な美容液やクリームなどを思い浮かべる方が多いようですが、今のお肌に必要なのは、油分ではなく、水分です。化粧水をたっぷりとつけ、少し浸透タイムをとり、再度たっぷりつける、という具合に、化粧水を重ね付けしてしっかりと肌を整えた後に、保湿剤を使うようにしましょう。水分がキープできれば、肌のバリア機能もしっかりと働くことができるようになりますし、皮脂の過剰分泌もコントロールしていくことができると思いますから、ニキビもできにくくなりますし、角栓もできにくくなっていくと思いますよ。
あまりあれもこれもと、ケアを増やしてしまうことで、肌への摩擦や負担が増え、肌が薄くなってしまったり、黒ずみの原因になってしまうこともあります。シンプルなケアを丁寧に行っていってくださいね。
そして、お身体の内側からのケアも忘れないでください。基本的に、肌の表面を化粧水などで整えることはできますが、身体全体の水分が不足していれば、やはり乾燥しやすくなってしまいます。しっかりと水分をとること、バランスの良い栄養をとること、しっかり身体を休めることなども大切です。また、口回りにニキビが多い時には、ホルモンバランスの乱れや、胃腸のお疲れ、稀に、口腔内の虫歯や歯周病などの影響があることもあるそうです。肌の身体の一部ですから、身体全体を健康にする、ということを考えてケアされると、より早くお悩みから解放されるかと思いますので、頑張ってくださいね!
めぐみ 様
2017年8月3日
こんにちは。めぐみと申します。
現在21歳です。 長くなりますが私の悩みを聞いていただきたいです。 私の悩みの根本は、常にお肌の悩みにあります。中学3年生の時からおでこ、頬と顔中にニキビが出来始め、皮膚科に行ってディフェリンゲルというお薬を使い続けて高校入学前までに改善したものの、高校に入学してから症状がぶり返しました。その頃から化粧品を試してはすぐに痒くなり使えなくなって、スキンケアは全然安定しませんでした。そんなことをしているから治らないんだ、と親に何度も言われましたが、痒くてたまらなくなっては使い続けられないのです。ワセリンでも痒くなることもあります。そのまま良くなったり悪くなったりを繰り返しています。 大学生になってから一人暮らしを始め、お肌のために必死で食生活を見直し、漢方も飲んでみたりと一時より良くなったのですが、肌断食をしたせいか脂漏生皮膚炎になってしまいました。 ロコイド軟膏を塗ると一時的に綺麗な肌になれるのですが、塗らなくなるとすぐにぶり返します。昨日まで肌の調子が良かったとしても、一晩であっというまに汚肌になってしまいます。ニキビは前より減ったように思いますが、化粧品などでかぶれやすくすぐに痒みがでてきて、赤ら顔になって、肌の調子がいい時でも、以前より肌がごわごわしているように感じます。 終わりの見えない肌荒れが辛すぎて最近人の目をみて話せません。気にしすぎだよ、って色んな人に言われます。自意識過剰なのは分かっていますが本当に辛いです。自殺を考えてしまったことも何度もあります。
なんとか治したいと思っているので引きこもろうかと思っています。学校ももうすぐ夏休みで、バイトも辞めてしまえば最低1ヶ月は何の支障もなしに引きこもることができます。 この一番楽しい歳にずっと家に引きこもるのを考えると気が重くなりますが、誰にも会わないで、顔を見られないで済むのであればそっちの方が随分と気持ちが楽に思えます。
引きこもっている間は化粧も一切せずに、できるだけ化粧品も洗顔料も使わず、紫外線は極力さけて、食生活も乱さないように肌のことだけを考えて生活しようと思っています。
こんな風に引きこもっていれば治りますでしょうか?今までの辛い人生を考えれば、 これで肌荒れしにくい肌になれるのであれば 数ヶ月くらい引きこもりたいです。
スキンケアカウンセラーからの回答
とても長い間、お肌のことで悩んでこられたのですね。
人目を避けたい、いっそのこと消えてしまいたい、お肌のことが原因で、そのように悲観的になられる方は多くいらっしゃいますが、これは、とても悲しいことです。肌の悩みは誰しも大なり小なりありますが、先天性の病気でない以上、必ず現状を打破する方法があるはずです。そして、引きこもっていても、お肌がよくなるわけではありませんから、日々を楽しみながら、お肌の状態をよくしていけるよう、方法を探してみましょうね。
肌は何もしない状態で調子がよいのであれば、それに越したことはありません。しかしながら、他の部分と異なり、常に外気にさらされている顔の部分は、刺激を受けやすかったり、乾燥しやすかったりと、ケアをしてあげた方がよい状況がしばしば起きてきます。これは、室内にいれば避けられる問題ということではなく、エアコンを付けていれば室内でも乾燥する可能性がありますし、汗や皮脂といったものは、自分自身から分泌され、これが酸化すると肌によくないものになりますし、室内でも紫外線の影響が全くなくなるわけでもありません。
脂漏性皮膚炎になられるぐらいですから、おそらく、お肌は非常に乾燥しておられるのだと思います。ディフェリンゲルも、ロコイドも、非常に優れたお薬ですが、いずれにも角質が薄くなるという面があります。最初にニキビに悩まれた段階で頬にもニキビがあること、お薬を使われた経緯があること、肌断食をされたことなど、もともと乾燥していたお肌が、さらに乾燥しやすくなる状況が多くあったのかもしれませんね。
肌は、表面にあるわずか0.02mmの角質層で潤いを保持し、刺激や乾燥から肌を守る、バリア機能を働かせます。お薬のために角質層の生成が抑えられてしまったり、ニキビや乾燥によって肌が傷付き、角質層で潤いを保持できない状態が起きてしまえば、バリア機能が低下し、少しの刺激にも敏感な肌になってしまいます。この潤いというのは、油分ではなく、水分が重要です。しかし、水分が不足したり、補給できない状態であれば、肌は乾燥から自分を守るために、天然の保湿クリームの役割を担う皮脂を分泌します。乾燥している肌は、ごわついて毛穴の伸縮も悪いため、この皮脂をうまく排出することができず、毛穴に詰まりが起きてしまうと、ニキビとなってしまいます。しかも、皮脂は、ストレスや疲れが大きいほど、分泌されやすくなるため、お肌のことで悩まれることがさらに、皮脂の分泌を加速させてしまう可能性があります。
まず、今のお肌に何よりも必要なことは、保水です。そのために必要なのは、やはり化粧水なのですが、痒みがでてしまったお化粧品に共通する成分を調べたり、どのような状況だと痒みが起きるのか、といったことを調べてみられましたか?化粧品には、様々な種類があり、様々な成分が使われていますから、もしかしたら、特定の成分が痒みの原因になっているのかもしれません。少し調べることができるとよいですね。そして、お肌に合う化粧水を見つけることができれば、一番良いと思います。
ワセリンは乾燥によいというイメージがありますが、ワセリンは油分の塊で、それ自体に肌を潤す働きはありません。しっかりと水分を与えて、肌を整えた後に使うことで、水分の蒸発を防いだり、外部の刺激から守る為のバリアは作れますが、水分のない乾燥したお肌に油分だけをのせても、汗や皮脂の逃げ場をなくしてしまい、トラブルを招く原因にもなりかねません。
今必要なことは、肌を育てることです。薄くなり、敏感になってしまっている肌を育て、角質層で潤いを保持できる状態を作り、肌を乾燥させない、ということを目標にしていきましょう。そのためにはやはり、正しい洗顔、丁寧な保湿ケアというところが大切になってきます。洗顔は、弱アルカリ性の石鹸で行い、短時間で洗うようにしましょう。今のお肌の状態ですと、少しヒリヒリしやすくなっているかもしれませんから、20秒程度の短時間での洗顔にしてみてくださいね。
そして、お肌に優しいローションをたっぷりとつけることが大切です。この、ローションをつけるという作業を、数回繰り返して、しっかりと肌を整えましょう
その後、保湿剤でお肌の潤いをキープできるようにします。今のお肌には、油分はムズムズ感や、違和感が出る可能性もありますから、オイルフリーのジェルや美容液などがよいかと思います。
どしても痒みの出ないものが見つからない、という場合は、コラーゲンだけ、ヒアルロン酸だけ、というような、単体の成分の保湿剤を探されるとよいかもしれませんね。購入するとなると、経済的な面もありますから、あれもこれも試す、というのは難しいかもしれませんが、あきらめずに探してみてくださいね。
また、身体の中の水分不足も乾燥の原因になりますから、しっかりと飲水もするようにしてくださいね。お食事も引き続き、気を付けて頂くのが大切かとは思いますが、やはり、ストレスもお肌に大きな負担となりますから、肩の力を抜いて、できることからやっていってくださいね。美肌というと、どうしても、ビタミンCですとか、お野菜をたくさんというイメージが強く、油分の多い肉類などは敵という風に考えられる方も多いですが、代謝活動に必要なビタミンB群は、肉、魚、卵、豆といったものに多く含まれます。これは、肌の基となるタンパク質も一緒に摂れますから、しっかり召し上がってくださいね。また、亜鉛、鉄などのミネラルも不足するとお肌に影響が出やすくなりますので、こちらもしっかりと摂られてくださいね。飲み物も、肌あれによいと言われる、ハトムギ茶や、ドクダミ茶、また、複数の種類のものがブレンドされたお茶などもありますから、とりいれられてもよいかもしれませんね。
最後に、今を楽しむことを忘れないでくださいね。外に出ずに内にこもり、太陽を浴びない状態でいると、どうしても心が暗くなってしまいます。人と話す機会が減れば、表情も乏しくなり、表情筋が衰え、お肌によくないものになりますし、何より、楽しい気持ちや、笑っている瞬間があるかどうかで、ストレスの度合いが変わってきます。ストレスは、男性ホルモンの分泌を促し、皮脂の分泌を増やしてしまいますから、簡単なことではないかもしれませんが、前向きな気持ちと、今を楽しむ気持ちを持つことは、お肌のためにもいいんだ!必ず今よりよくなるはず!と気持ちを切り替えて、お肌と身体を労わってあげてくださいね。
自分に自信が持てるお肌になりますよう、応援致しております!