手荒れ肌荒れ

冬は手肌の荒れに悩まされる人が多いですね。せっかくお顔のお肌が
綺麗なのに手が荒れているともったいないですよね。

炊事をされる主婦はもちろんのこと、飲食店員、美容師、紙幣を扱う銀行員や
タイピストなど・・・水仕事や繰り返し指先に刺激をあたえる仕事に従事して
いる方に手荒れで悩まれている方が多いようです。

また、空気が乾燥する冬場は荒れがひどくなりやすいですね。

特に手肌の荒れは、皮膚のバリア機能の低下によるものですが、冬場は
空気が乾燥するため、それに伴って手肌のバリア機能も低下しがち。

その上、寒いので皮脂や汗の分泌が少ないことも、乾燥を強めます。

乾燥してバリア機能が低くなったところに、水仕事などの刺激が加わって、
キメが悪くなったり、皮膚ががさがさになったり、乾燥し皮がめくれたり、
炎症が起きてしまう・・・これが手肌の荒れです。

では、そのお肌が乾燥し、バリア機能が低下する原因ベスト3といえば?

   第1位・・・お湯
     第2位・・・洗剤
       第3位・・・ほこり・紙

このように言われています。

手肌のバリア機能の低下の一番大きな理由は洗剤によるものと思われがち
ですが、そうではないのです。お湯が一番問題だそうです。

みなさんご存知のように食器洗いや洗濯そして手洗いなどをするとき、冷た
い水を使うより温かいお湯を使う方が汚れが落ちやすいですよね。

それは、お湯自体が水よりも脱脂力が強く、通常水では落ちない皮脂まで
奪ってしまうためです。

また、洗剤を使って洗い物をする場合、水を使うよりもお湯を使ったほうが
早く綺麗に落ちる経験はしたことがありますよね。

これは、洗剤に含まれる界面活性剤がたんぱく質や脂肪分などを溶かし出す
(洗い落とす)効果が、水よりもお湯の方が高くなるためだそうです。

その際、界面活性剤の効果は、洗い物だけでなく私たちの手肌にも同様に
働いてしまいます。つまり、手肌の油分等が洗い落とされるのです。

ですので、お湯と洗剤を使って食器洗いをすると、手肌のうるおいが奪われ、
荒れの原因になりやすくなるのです。

また、洗剤は手肌に残ると皮膚が硬くなり、紙やほこりも手肌のうるおいを奪い、
毎日それを積み重ねていくと深刻な手荒れにつながりかねません。

洗顔料も同様に洗浄力の強すぎるものを毎日使い続けていくとお肌が乾燥に
傾き、肌荒れ等のトラブルを引きこしてしまいます。ですので、お肌に必要な
油分まで取り除かないように保湿剤を配合し調整されたものをお勧めいたし
ます。

特に手肌の荒れは女性に多いですが、女性は水仕事が多いだけでなく、冷え
性や貧血のため手先の末梢血管の血流が悪くなっている場合が多いからとも
言われています。

では、いつもキレイな手肌でいるためにはどのように対処すればいいので
しょうか?次回お伝えいたしましょう。

NHKで紹介された無添加化粧品
殿堂入りメルマガ
メルマガ購読・解除(無料)