本当に皮をはぐピーリング (>_<)

最近テレビで、タレントが手で頬をこすりながら「こんなにでてきた」といっ
て、皮のかすのようなものを映しているコマーシャルを見たことがある方もい
らっしゃると思います。

ピーリングは英語でpeelingと書き、peelは「皮をむく、0の皮をはぐ」といっ
た意味の動詞です。つまりピーリングは「皮をはぐこと」という意味です。
肌の表皮(角質)の厚い方?ならいいのですが、ほとんどの日本人には向きま
せん。

なぜなら、

日本人の肌の角質層の厚さは欧米人より、薄くデリケートにできているからで
す。さらに、角質のキメも欧米人よりも細かくできています。
わかりやすくいうと、例えば、木の表皮を想像してください。欧米人の肌はざ
らざらした厚い表皮そのものですが、日本人の肌はカンナがけしたつるつるの
木肌の状態なのです。今、欧米型の化粧品やスキンケア法が日本に輸入されて
トラブルが多くなっているのも、本来の肌質の違いが大きな要素としてあげら
れるのです。

洗顔でも、強く洗うと必要な角質までこすり落としてしまうので、肌を傷めて
しまいます。フェイスブラシなどのように摩擦を生じるような洗顔法は、健康
な肌であってもおすすめできません。まして、角質層が人一倍ももろくなって
いる敏感肌の方の場合、絶対に禁物なのです。

ゴシゴシと肌をこするようにしないと、汚れが落ちないと感じている方がいま
すが、なで洗いでも汚れは充分に落ちます。
ここで洗顔の方法と注意点についてまとめましょう。

(1)細かな泡ができるよう洗顔料を充分に泡立ます。
   (注意)1洗顔料の顆粒が残らないように
       2弱アルカリの石鹸成分の洗顔料を使いましょう。        (なぜ弱アルカリ?って方はここを見てください)

(2)泡で包み込むようにして油っぽくなりがちなTゾーンから洗い始め中心
   から外へ筋肉の流れにそうように洗うのが基本です。
   (注意)1ごしごし洗いは禁物です。
       2泡を転がすように、桃をさわるような気持ちで。

(3)すすぎに使うお湯は、人肌くらいのぬるま湯が理想的です。(32℃か
   ら34℃)お湯が熱すぎると毛穴が開きすぎ必要以上に皮脂をとりすぎ
   たり、シワの原因を作ったりします。また、冷たい水だと、毛穴が収縮
   してしまい汚れが落ちにくくなり、洗顔料が皮膚に残ってしまう可能性
   があります。
   (注意)1ごしごしのすすぎはいけません。
       2洗顔料が残らないように充分すすぎを行って下さい。もうい
        いと思っても後1回の気持ちで。

(4)最後にタオルで押さえるように水気をとります。
   (注意)1ごしごしこすらないように。

(5)洗顔はこれで終わりです。肌は無防備な状態になっています。すぐに
   弱酸性のローションで潤いを与えましょう。

健康な素肌づくりの基本は、上手な洗顔です。頑張って下さい。ただし、洗顔は1日に2回までにしましょう。

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