肌荒れ注意報!

1月も下旬を迎え、1年の中で最も冷え込みの厳しい時期となっています。
この時期はお肌にとって非常に過酷なシーズン。環境の変化についていけず、
悲鳴を上げていろんなトラブルを起こしがちです。

特にこの時期、一番に気をつけたいのがお肌の乾燥です。以前からお伝えして
ますが、老化の三大要因は『紫外線』・『汚れ』・『乾燥』でしたよね。

たかが皮膚が乾くだけのことと、あなどるなかれ。乾燥による肌荒れは様々な
肌トラブルの元となりますので、この時期の肌荒れには注意が必要です。

肌荒れは荒れ性ともいわれますが、皮膚が乾燥するために起こるトラブルで、
 ・つやがない
 ・皮膚がつっぱる
 ・皮膚の表面が粉っぽい
 ・小じわが目立つ
 ・さわると皮膚がざらざらする

などのお肌の状態をいいます。特に、空気の乾燥するこの時期は注意が必要で
す。

お肌の最外皮である角質層の水分がうまくキープされていればしっとり滑らか、
健康なお肌の状態を保てます。このとき大切なのが汗と皮脂からできる皮脂膜。
天然の保護膜で、角質層から水分が蒸発しすぎないようにサランラップのよう
な働きをしてくれたり、弱酸性で細菌の繁殖を防いだり、風邪やほこりなど外
部の刺激から肌を守ってくれる大切な働きをします。

しかし、外部の環境が急激に変化し、急に気温が下がったりすると、皮脂量が
減少し、汗の分泌も少なくなるので皮脂膜が作られにくくなります。また、冬
は湿度も下がるため、角質層から水分がどんどん蒸発してしまうわけです。

水分が足らない状態が続くと、角質層は砂漠状態となり固くなり、角質層はス
カスカの状態に。表面はささくれだってがっざがさ。

いわゆる、粉をふいたような状態です。このうようになると外部から細菌が侵
入しやすくなり、炎症を起こすと赤くなってかゆみを伴うトラブルへ進行する
ことも・・・

冬になって身体がかゆくなるのもその一例です。ひどい肌荒れは跡やシミを残
すこともあるので要注意です。

また、乾燥した角質はファンデーションからも水分を奪おうとするので時間が
経つと肌色がくすみ、つやや張りを失い、元気のない印象、ふけた印象を与え
てしまいがち・・・気が滅入りますよね。

たかが乾燥・・・とあなどれないのです!

では、具体的にどのようなケアが必要なのでしょう?
次回は、肌荒れ対策、肌荒れが起こったときのケアについてお伝えします。

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