あなたの鏡台の引き出しに眠っている化粧品や化粧品サンプルはいくつありま
すか?毎日のスキンケアに何品の化粧品を使っていますか?
スキンケアへの関心が高まり、美容技術が発達した結果、優れた基礎化粧品が
続々誕生しているのは女性にとってうれしい限りですね。
しかし、その一方でスキンケアに関する情報が氾濫し、お肌の老化を極端に恐
れるあまり、誤ったあるいは過剰なケアをすることによってお肌をいためてし
まうケースが増えています。
また、せっかく品質の高い良いスキンケア商品に出会っても、誤った使用法で
あれば、誤ったケアになってしまいます。
丁寧なスキンケアとはけっしてたくさんの化粧品を使うことでも、いろいろな
ケアをすることでもありません。
『余分なものを取り去り、足りないものを補う。』
そんな当然ともいうべきスキンケアの基本理念を忘れている方、多いのではな
いでしょうか?
知的な女性は肌が美しい。。。とは言いすぎですが、シンプルでも効率の良い
知的なスキンケアが美肌への最短距離であることは確かな事実です。
そういった意味でもメイクのテクニックより健康的な素肌の美しさが重視され
る昨今の美容の風潮は歓迎すべきことですね。
世界に誇れる日本の女性のきめ細かな素肌を、厚いファンデーションで塗り固
めてしまうのは本当にもったいないことですし、お肌の健康のためにも好まし
いことではありません。
皆さんもここでもう一度、お肌の現実と向き合ってみましょう。
お肌に汚れを残してはいけない・・・それは確かに正しいことですが、毛穴の
奥の汚れまで落とそうと懸命になったり、老化を心配して新しい化粧品に次々
と手を出してみたり。必死になって毎日鏡をのぞき込んでいませんか?
雑誌の美容特集や化粧品の広告、CMなど、声高に素肌の美しさが謳われすぎ
て美肌への一種の脅迫概念のようなものが存在していませんか?
一歩離れて、遠くから自分の肌を見つめることも時には必要です。
今年もそういったスキンケアへの誤解、具体例などあげながらお肌の表面的な
美しさだけでなく根本から健康な素肌作り、皮膚生理学的に正しいスキンケア
について追求していきたいと思います。
あなたのお肌のお悩みを解決するために。