普段は滅多に飲まないけれど、ひな祭りや新年に飲むことが多い「甘酒」。 甘酒には栄養を補う、点滴の栄養成分とほぼ同じ栄養素が 含まれていることから「飲む点滴」と呼ばれています。 今回は「甘酒に含まれる美容・健康効果」についてご紹介します! ■ 美肌効果 米麹で作られた甘酒には「コウジ酸」が豊富に含まれています。 コウジ酸はメラニンの生成を抑制して、シミ・そばかすの予防に 効果的だと言われています。 日本酒の造り手である杜氏の方の手は、米麹に含まれている コウジ酸のおかげできめ細かくて美しいそうですよ。 また、甘酒には皮膚や粘膜を保護する作用があるビタミンB群が 豊富に含まれています。 ビタミンB群には、皮膚を活性化し、きめ細かい肌を作り、 美肌を維持する効果が期待できますよ。 ■ 美髪効果 甘酒に含まれている麹菌には、頭皮に対するアンチエイジング効果があると されています。 頭皮が若返ることで、毛先にまで栄養がしっかりと届くようになりますよ。 甘酒には、髪の毛を構成するタンパク質である「ケラチン」の元になる 「システイン」が豊富に含まれています。 システインは、若々しくハリのある美髪に欠かせない成分です。 このシステインが不足してしまうと、髪の毛が弱くなってしまい、 抜け毛の原因になります。 また、美しい髪を作るサポートをする効果がある「ビオチン」も 甘酒に含まれています。 ■ 疲労回復効果 甘酒の栄養成分は、栄養を補う点滴の栄養成分とほぼ同じ栄養素が 含まれていると先ほども書きましたね。 そのため、熱中症や夏バテ対策に効果的だと言われています。 江戸時代には、その豊富な栄養素から病中・夏バテの特効薬として 甘酒を飲んでいたそうです。 ■ 便秘改善効果 甘酒には、便を柔らかくしたりカサを増やす効果のある「食物繊維」や、 腸内の善玉菌のエサとなる「オリゴ糖」が豊富に含まれているため、 腸内環境を整える作用があります。 腸内環境が整うので、ダイエットにも効果的なんですよ。 ■ 集中力アップ 脳のエネルギー源となる「ブドウ糖」と糖質の代謝効果をあげる効果を 持つ「ビタミンB群」が豊富に含まれていることから、 起きて15分程した頃に甘酒を飲むと、昼過ぎまで集中力が向上すると 言われています。 甘酒にはアルコールが入ったものとノンアルコールのものがあるので、 ノンアルコールのものを選ぶようにしましょう。 いかがでしたか? 甘酒は、独特な風味があるため、苦手意識を持っている人も多いですよね。 飲む機会は滅多にない甘酒ですが、 今日は女の子のお祭りの日「ひな祭り」ということで 飲んでみてはいかがでしょうか? 来週もお肌のために役立つ情報をお届けしますので、お楽しみに♪(*´▽`*)