なかなかキレイに消えない目の下のくま。原因と対処法は?


 目の周りの皮膚は人間の皮膚の中で最も薄く、
 卵の薄皮と同じくらいの薄さだと言われています。
 そんなデリケートな皮膚に気がついたら出来ている「くま」は
 一度できるとなかなかキレイ消えてくれません!
 何が原因なのでしょう?対処法はあるのでしょうか?
 今回は、「目の下のくま 症状別の原因と対処法」についてご紹介します♪


 疲れ顔に見えてしまったり、老けた印象を与えてしまう目の下のくまには、
 大きく分けて、「青くま」「茶くま」「黒くま」の3つがあります。
 この3つのくまは、それぞれ原因も対処の仕方も違うので、
 それぞれの症状にあった対処法をとるようにしてくださいね。


 ■ 青くま

 目の下の皮膚を優しく引っ張ると少し目立たなくなるという特徴があります。
 冷え性や色白の人に多く現れると言われています。

 ● 原因
 青くまは、血行不良によって起こります。
 目の下の静脈がうっ血し、青黒く見えてしまうのです。
 睡眠不足やストレス、生理などでホルモンバランスが崩れてしまうのも
 原因のひとつだと言われています。

 ● 対処法
 血行不良が主な原因で出来るので、血行を促進することによって目立たなくなります。
 睡眠不足や疲労が原因でできてしまった、ちょっとした青くまなら、
 蒸しタオルを目の上に置いて温めることで改善されます。
 日常的に青くまが出来る方は、目の周りだけではなく、体全体の血行不良が原因なので、
 マッサージやストレッチなどを行って、血行を良くしてくださいね。
 日々の生活を見直して、ストレスや疲労をためないことも、大切ですよ。


 ■ 茶くま
 コンシーラーで隠すことができ、目の下を引っ張っても、
 上を向いても変化がないくまが「茶くま」です。
 よく日焼けをする人や、目をこするくせのある人に多く現れると言われています。

 ● 原因
 茶くまは、色素沈着によって起こります。
 よく目をこする癖があったり、メイクを落とす時にゴシゴシこすってしまったりすると、
 色素が沈着し、茶色いくまになってしまうと言われています。
 また、ターンオーバーが乱れていると、剥がれ落ちるはずだった
 メラニン色素がそのまま沈着し、茶色いくまを作ってしまうようです。

 ● 対処法
 まずメイクをしっかり落としましょう。
 メイクをしっかり落とすことで、日々のメイクの積み重ねによってできる
 色素沈着を防ぐことができます。
 また、洗顔の際に行われがちな「ゴシゴシ洗い」は厳禁です!
 皮膚をこすることは、色素沈着の原因になってしまいます。
 ふんわりたっぷり泡立てた泡のクッションで、優しく包み込むように洗ってくださいね。


 ■ 黒くま
 コンシーラーで隠せない、鏡を持って顔を上に向けると目立たなくなるくまが、
 「黒くま」です。
 顔が浮腫みやすい人や、顔立ちがはっきりした人は、黒くまが目立ちやすいと
 言われています。

 ● 原因
 黒くまは、加齢によって目の下の皮膚がたるみ、そのたるみによって
 出来たくぼみが影になって、黒く見えてしまうことが原因です。
 加齢によって目の周りの筋肉が衰えてくると、黒くまができやすくなるようです。
 そのため、黒くまは「加齢型の目のくま」とも呼ばれています。
 この顔のたるみに浮腫みが加わることで、目の下のくまが
 さらに目立つようになります。

 ● 対処法
 黒くまはいったんできると改善しにくいという特徴があります。
 原因は加齢による目の下の皮膚のたるみなので、早いうちからのケアが重要です。
 黒クマは顔のしわやへこみによって引き起こされるので、
 しわやへこみの対策をすることが大切です。
 たるみやすい目の下の筋肉のトレーニングや、浮腫み対策を行ってください。
 コラーゲンを取り入れることで、肌にハリを与えて、くまを解消出来ますよ。


 いかがでしたか?
 「くま」があるかないかでは、人の顔の印象が大きく変わってしまいます。
 目元は大変デリケートな部分ですので、やさしく丁寧に扱うようにしてくださいね。
 次回もお肌のために役立つ情報をお届けしますので、お楽しみに♪(*´▽`*)

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