夏から秋にかけて危険な紫外線UVB

夏はみなさん日焼けやシミなどが気になるようで、紫外線に
関するご質問を数多く承っております。

お肌の老化の80%以上は紫外線によるものだと言われて
います。

そこで、今回は紫外線についてお伝えしたいと思います。
アンチエイジングにお役立てください!

まず、紫外線が引き起こす肌トラブルですが、これについては
みなさんよくご存じだと思います。

シミ、シワ、くすみ、たるみ・・・挙げるときりがないくらいです。

紫外線がお肌のトラブルや老化現象に大きな影響を与えるのは
間違いのない事実です。

では、この時期の紫外線はどのくらいなのでしょう?

その前に、大気中のオゾンは紫外線を遮断することで知られてい
ますが、オゾンの量は日々変化しています。

気象庁のつくば高層気象台では大気中のオゾン量を日々観測
していますが、そのデータによると8月から10月にかけて大気
中のオゾンの量が最も少なくなっています。(2004年度)

一般的に大気中のオゾン量は、春に多く夏から秋に少なくなる
そうですが、オゾンの量が少ないと紫外線が大気を通過しやす
くなり、私たちにたくさん届いてしまいます。

また、紫外線が地表に届く量はそれが通過する大気層の厚さにも
関係します。

つまり、太陽が真上に来ている日中は紫外線が通過する大気の
層が薄くなるので、紫外線がオゾンに吸収されにくく、地表に届き
やすくなります。

逆に、明け方や夕方は通過する大気の層が厚くなるのでUVBは
届きにくくなります。

これらから、夏から初秋にかけての昼間は紫外線(特にUVB)を
浴びやすくその影響を受けやすくなっているといっていいでしょう。

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