突然ですが、スキンケアの基本は?
もちろん、洗顔です。
洗顔がうまくいっていないとニキビなどの肌トラブルにつながる
だけでなく、洗顔後のケアにまで影響します。
しっかり洗顔できていればスキンケアの半分はできていると
いっても過言ではありません。
洗顔についてのご質問や洗顔がうまくいっていないことによって
肌トラブルが引き起こされていると考えられるご相談をたくさん
受けております。
そこで、今回から具体的なケアの実践編として正しい洗顔に
ついてシリーズでお伝えしようと思います。
ご質問、ご相談はお気軽にメールして下さい。
まず、洗顔についてお伝えする前に皮膚の汚れにはどのような
種類があるかご存じですか?
大きく次の2つに分類されます。
(1)皮膚から出る汚れ: 垢(古い角質) /皮脂 /汗
(2)外部からつく汚れ: ほこりやごみ /油性化粧品
上の汚れの中で、落ちにくいのは「皮脂」と「油性化粧品」です。
通常、皮膚の汚れと考えてこすったりしている垢(古い角質)は、
正確には皮膚の汚れではありません。
無理にこすらなくても皮膚表面から自然にはがれ落ちます。
また、こすったりして無理に表面の角質を取り去るとその下の
未熟な角質が現れ、お肌がますます過敏になることがあります。
一度、こじらすとどうしてもその部位は癖になってしまい、その
部位が過敏になっていますので悪循環が生じやすくなるのです。
さらに必要以上に角質を落とすとお肌が乾燥し、老化が早くはじ
まりかねません。
日頃からやさしいものでやさしくお手入れする事が大切です。
顔専用のブラシなどがありますが、お肌に刺激の一番少ない
洗顔用具?は、自分の手です。
顔だけでなく敏感になっている部分はどこでもそうした方がいい
です。
次回に続く。