蒸気ケア

皮脂は寒さだけでなく、酸化等によっても固まりやすいのですが、皮脂が固まり毛穴につまると、毛穴から皮脂が流れ出なくなり、ニキビや吹き出
物といったトラブルがでやすくなることになります。

では、皮脂量と水分量、上手くバランスをとるにはどのようにケアすれば
いいのでしょう?オススメのケアをご紹介いたします。

まず、洗顔の際に洗面器にお湯を張り、その蒸気に顔を当てましょう。
いわゆるお風呂に入った状態を作り出すのです。

すると皮脂がやわらかくなり取れやすくなります。そして皮脂が取れると
化粧品がしみこみやすくなるのです。

また、血行がよくなり、新陳代謝がよくなることによってくすみが解消され
うるおい層(皮脂膜)がうまく作られるようになり、キメが整う効果も。

蒸しタオルも良いですよ。
ただ、繰り返すとお肌に刺激にもなりかねませんし、蒸しタオルは皮脂を
取りすぎることがあり、バリア機能を低下させることにもなりかねません
ので頻繁に行うのはおすすめできません。蒸しタオルの場合は多くても
1週間に203回にしましょう。

そして、その後のケアとしてはいつものようにローションとエッセンスでケア
してかまいませんが、カット綿にローションを含ませ薄く裂いて顔全体に貼り
付け5分程度おくコットンパックするのも効果的です。

ただし、お肌が弱い方はコットンによってかぶれることがありますので
かゆみや赤みが出た方はすぐにお止めください。

コットンの製造過程で使用される漂白剤や化学糊、そして農薬はコットンに
残留することがわかっています。それによって、炎症を起こすことがあるの
です。できればオーガニックコットンをご利用ください。

そしてコットンパックをした後は、エッセンスをつけましょう。

その際、エッセンスは直接つけないで、手にとって手で温めるようにして
つけるとさらにお肌になじみやすくなり、効果的です。

特に最後のエッセンスはコラーゲンなどお肌に近い成分だとGOOD!

というのは、オイルやワセリンは肌についても皮膜をつくるだけ。
乾燥している肌にそのままつけるとカサカサ状態を維持することになって
しまいます。カサカサ状態が続き、硬い皮膚になると取り返しがつかなく
なることもありますので要注意。

大切なのはそれ自体が水分を保持している美容成分(コラーゲンやヒアル
ロン酸など)で保湿することです。

コラーゲンやヒアルロン酸は水分保持機能が高いため、たるみや小じわが
目立ち始めたお肌に上手く活用できます。

また、先々週お伝えしたお風呂でのケアは蒸しタオル等をする必要が無く、
温めなくても大丈夫ですのでご安心を。

最後に年齢による皮脂量は、思春期の頃には活発ですが、男性は60歳頃
から、女性は40歳頃から急激に減少しますのでしっかりとうるおいを保つこと
が大切です。

NHKで紹介された無添加化粧品
殿堂入りメルマガ
メルマガ購読・解除(無料)