先週、お伝えいたしました“お肌の夏バテ”。自分も当てはまるといった
方、たくさんいらっしゃったのではないでしょうか?
特に日本は夏の紫外線が非常に強く、日焼けしていないつもりでもどう
しても日焼けはしているもの。角質が厚くなり、皮膚が固くなっていつも
よりお肌がごわごわしていませんか?
夏の疲れを引きずって新陳代謝がにぶりがちになると、これから代謝の
落ちる冬に向け、ますますお肌の老化を促進してしまいます。
また、朝晩と日中の気温差も激しく、台風の影響で湿度が高くなったり
好天で逆に湿度が低くなったり、お肌にとっても良いとはいえない季節。
早め早めのケアが必要です。
この時期、スキンケアについて見直すチャンスです!スキンケアの仕方に
ついてもう一度見直してみましょう!
特にスキンケアは洗顔から始まります。まずは汚れや古い角質を無理なく
取り去りましょう。洗顔よりも疲れたお肌にたっぷり栄養をと、いろいろなもの
をつけたい気持ちはわかりますが、洗顔がおろそかだとその上からつけても
効果が期待できませんよ。
洗顔こそ一番大切です。つけるお手入れの前に、落とすお手入れ。
まずは洗顔です!
急に平均気温が下がる秋口はお肌が疲れ弱っている場合が多いので、
洗顔料はやさしく落とせる純石鹸主成分の弱アルカリ性タイプのものを
おすすめします。古い角質を無理なく落としてくれます。洗顔ネットなどを
使ってしっかり泡立てるのがポイントです。
また、たっぷり泡立てた洗顔料が手と顔の間にあるという感じで30秒
以内の短時間でなで洗いをおすすめします。どんなに優しい洗顔料でも
お肌に長くつけておくと負担になります。
丁寧に洗顔しないといけないといって、時間をかけて洗顔する方が
いらっしゃいますが、『丁寧』の意味を取り違えてしまわないように。
また、厚くなった古い角質を落とそうと、スクラブタイプの洗顔料やクレン
ジング、ピーリング等、強引なお手入れをされる方がいらっしゃいますが、
日本人の肌はとてもデリケート。さらに、この時期のお肌はとても敏感に
なっているをお忘れなく。
お肌に必要でない汚れや皮脂などをさっぱり落としたあとに、たっぷり
水分や有効成分を与えることが大切です。
ところで、これから冬になると気になるのが乾燥。
特に夏はオイリーなのに、冬乾燥すると感じる方、多いのでは?
次回、秋のスキンケアについてお伝えいたします。