まだまだ乾燥注意報も出ていて、季節の変わり目ということもあり、
気温の変化や花粉・ほこりなどお肌にとっていい環境ではありま
せんね。
先週先々週と春の洗顔・水分補給についてお伝えしてきましたが、
今回は美容液を正しく使うためのヒントをお伝えしたいと思います。
最近はいろんなタイプの美容液がありますよね。それだけに使い方を
誤っている方が多いのは残念です。
突然ですが、質問です。
『美容液(エッセンス)をつける目的は何でしょう?』
美容液の目的はいろいろいわれていますが、なんといっても最大の目的は
“保湿”です。乾燥はお肌の老化の3大原因の1つですので、それを防ぐ
ための手段として保湿があります。
保湿がうまくいっていれば、角質の水分が保たれ、お肌がみずみずしい
状態になり、外的刺激からもお肌が守られますので、保湿はお肌にとって、
とても大切なものです。
角質の水分保有力は、環境の変化で乱れたり年齢とともに弱まります。
ですので、しっかり美溶液でみずみずしさを保つことが大切です。
ところで、保湿成分は美容液に限らず、化粧水などにも入っていますよね。
しかし、保湿成分の濃度や保湿力などを考えると美容液(エッセンス)の
保湿力は化粧水のそれと比べものになりません。
また、保湿成分にもいろいろありますよね。
みなさんよくご存知のコラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタなどいろいろ
あります。ただ、これらはすべて保湿成分です。
何種類も違う美容液を使う必要はありませんよ。
目的は同じなのですから、美容液は1つでじゅうぶんです。
さらに、いま挙げた保湿成分はどれもオイルではありません。
美容液によってはこれらの保湿成分にオイルを入れているものもありますが
オイルの含まれたスキンケア化粧品はおすすめできません。
スキンケアのための基礎化粧品はオイルが入っていないからこそ、安心
して使えますし、オイルが入っているとそれだけお肌に負担になり肌トラブル
を招いたり、老化を早めかねません。
もし、美容液をつけてもドライなところがある方は、そこだけ美容液を重ね
ぬりするか、もう一度化粧水をつけそして美容液ををぬればいいのです。
はじめからオイルの含まれたものをつけると、Tゾーンがオイリーになり、
化粧も崩れやすくなるのは当たり前です。
また、同じ美容液でもさっぱりタイプとかしっとりタイプなど種類がわけられ
ているものもありますが、皆さんの肌質はたった2つでしょうか?
自分のお肌に合ったお気に入りの化粧品を季節やその日の状態、お肌の
その日の状態などで自分で量やつけ方を調節するのがベストの方法だと
思いませんか?