お肌が弱酸性だから洗顔料も弱酸性で・・・・。というのは誤解です。弱酸性の洗顔料では汚れをしっかりと落しきれず、洗浄成分がお肌の表面に残ってしまうのです。これでは、かえって様々なトラブルに発展してしまうことになりかねません。
最近、市販されている洗顔料は弱酸性のものが増えていますが、これは欧米の化粧品メーカーの考え方で、洗顔料の泡立ち具合に原因があるのです。
皆さんもご存知のように欧米では日本と違い水が硬水で、アルカリ成分の洗顔料は泡立ちにくいという弱点があります。
しかし、日本の水道は軟水ですから、アルカリ性でもよく反応し、洗顔料の泡立ちは大変良いということになるのです。
本来、洗顔はメイクや老廃物をきれいに取り除くという、美肌を作るための一番の基本なのですから、汚れの落ちにくい弱酸性の洗顔料を使っていては、肌に負担をかけるばかりなのです。
人の身体は弱酸性だから、肌につけるものも弱酸性のもので、アルカリ成分は肌の敵!だと思っていませんか?
日本人の大好きな温泉水だってアルカリ性です。
?美人湯?といって美肌を作る効能があるくらいなのですから、アルカリ性と言っても刺激の少ない弱アルカリ性の純石けんや洗顔料を使って、汚れを完全に洗い流すことが大切です。