なっちゃん 様
2018年12月28日
赤ら顔で悩んでいます。 特に鼻の脇の部分です。 あとはお風呂上がりや気温の温度差があったりすると頬が赤くなります。 私は鼻の脇の部分の方が気になってます。 グリーンの化粧下地で多少は隠せてますが、できたらスキンケアで直していけたらいいのですが。赤くなってるだけで肌が汚く見えるのが嫌です。 赤ら顔に効果のある商品はありませんか?
スキンケアカウンセラーからの回答
お顔が赤くなることでお悩みなのですね。
寒い季節になると増えるご相談の一つですが、実は、気温差のあるところで頬を中心にお顔が赤くなることと、鼻の脇の部分、いわゆる、小鼻のキワの部分の赤みは、同じ顔の赤みでも、原因が異なる可能性がありますから、一つずつ見ていきましょうね。
まず、このお悩みは、スキンケアだけで解決していくべきものではないことを理解するようにしましょう。
スキンケアの面からのアプローチは、乾燥対策になります。
もともと、お顔が赤くなりやすい方は、皮膚が薄く、乾燥しやすいタイプの方が多いように思います。お肌が敏感が敏感で、洗顔するとヒリヒリしやすかったり、保湿してもつっぱりやすい、というようなことはありませんか?
生まれ持った肌質を根本から解消することは難しいかもしれませんが、丁寧にスキンケアを行い、潤いを保てるお肌にしていくことで、肌のバリア機能が上がり、乾燥による赤みや、お肌のトラブルを減らすことができると思いますよ。
洗顔は石鹸を用いて、ごく短時間で行いましょう。石鹸は、その働きとして、きちんと汚れを落とすことができますが、お肌が敏感な方の場合は必要な皮脂まで落としてしまわないよう、ごくごく、短時間での洗顔がよいかと思います。
その後、ローションを何度か重ね付けして、しっかりとお肌に水分を与えて整えてあげましょう。その後、肌になじみがよく、潤いを保持する能力が高い美容液やジェルなどでしっかりと潤いをキープできるようにしていきましょう。お肌の水分と油分のバランスを整えることが大切ですよ。
また、気温差などの要因で顔が赤くなる場合は、自立神経の影響もあります。この気温差による顔のほてりを起こさないようにするには、外気に触れる部分を少なくすることが大切です。マフラー、手袋などを使い、温度差が大きくなる部分を減らすようにしてみてくださいね。
そして、一番のお悩みである、小鼻のキワの赤みですが、これは、お肌の問題というよりも、お体の内側の問題が、お肌の表面にでていると考えましょう。
鼻回りの皮脂が多い、皮膚がめくれやすい、小鼻のキワに赤みがあるといったことに当てはまる場合には、亜鉛が少し不足している可能性があります。
亜鉛は、大量に摂る必要がある栄養素ではありませんし、通常の食生活の中で大きく不足する栄養素ではありませんが、様々な代謝活動を補助するために重要な働きを持っているミネラルです。
特に、成長期には沢山の栄養が使われ、ちょっとの不足が、なんとなく不快、という状態につながりやすくなります。
ビタミンB群や鉄、亜鉛といったミネラル類がきちんと摂れているか、意識するようにしてみましょうね。心配な場合には、サプリメントなどを補助的に使うことも有効かと思います。
お体の内側からのケアと、お体の外からのケアであるスキンケアをうまく組み合わせてケアしていくことで、よりお悩みから早く解放されると思いますから、できるところから試してみられてくださいね!