顔のむくみ―夏は特に「むくむ」ことが多い季節です。

朝起きて、顔がむくんでパンパン・・・なんていう経験はありませんか?
今回はむくみについてお伝えします。

外に出ればうだるような暑さ、かといえば上着が必要なほどよく冷えた室内。
この急激な温度差と暑さによる疲れこそが、夏の「むくみ」や「乾燥」の原因です。

思いのほか体が冷えて、血行不良になっている人の多いこの季節。
放って置くと、お肌に負担が積み重なり肌年齢の加速やトラブルにつながり
ますよ。

最近、身体がだるい・疲れやすい・就寝時に足が重だるいなど、激しい運動を
したわけでもないのに、何となく疲れている・・・
って感じることがありませんか?そう感じることがあったら要注意!

なぜ、むくみが生じるのか?
まず、タンパク質が不足していないでしょうか?

血液にはたくさんのタンパク質が流れていますが、血液中のタンパク質の濃度
は自律神経により一定の濃度を保っていて、毎日のタンパク質摂取が足りない
と自律神経が、血中のタンパク濃度を一定に保つように働き、血液中の水分が
血管外に出て周囲の組織にしみ出し、むくみとなるそうです。

また、ビタミンB1が不足したときもむくみが発生するそうです。

ビタミンB1の働きは主に三つありますが、特にブドウ糖をエネルギーに変える
ときの潤滑油の役目という大きな働きがあります。

この細胞でエネルギーを作るのに重要な働きをするビタミンB1が不足すると、
タンパク質の合成がスムーズにできなくなり、その結果血液中のタンパク質も
不足していくそうです。

水に溶けやすいビタミンB1は汗や尿と一緒にからだの外へ出てしまうために
特に、汗をかく夏や肉体労働時などには普段よりタンパク質が不足気味になる
ことはお分かりだと思います。

また、アルコールの代謝や糖分の代謝にもビタミンB1は必要です。ところが
夏になると、やはりビール・清涼飲料水などアルコールや糖分が多いものを
摂取することが多くなり、さらにさっぱりした食事が多くなるのもこの季節の
ビタミンB1不足が目立つ要因です。

アルコールや清涼飲料水をよく飲む方、運動する方、甘党の方は「むくみ」に
注意して下さいね。

食べ物として以下のものを頭に入れておくといいですよ。

ビタミンB1を含む食品・・・豚肉、卵、豆類、ごま、椎茸など
ビタミンB1を壊す食品・・・えび、かに、ワラビなど

ただ、スキンケアにはどの栄養素も不足しないようにすることが大事です。
たくさん食べたから皮膚の状態がよくなるということではありません。
バランスのよい食事を心がけましょう。

そして、何よりもその栄養素がすみずみの細胞に行き届くように血液代謝や
水分代謝をスムーズにすることが大切です。

それには体が冷えすぎないようビールや炭酸飲料を控えたり、お風呂に
ゆっくり入ったり・・・と血行を促進する努力が大切ですが、なかなか難しい
のが現実ですよね。

手軽にでき、また毎日積み重ねているスキンケアで「むくみ」や「乾燥」を
解消しましょう。

特に、皮膚が薄い目元は顔のなかで最もむくみが現れる場所です。
朝晩のケアの際、ローションをつけながら軽くマッサージしたり、夏でも保湿
をしっかりして外的刺激からお肌を守り、血行を促進することは簡単ですし、
毎日できますよね。

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