シミができやすいのは体質?遺伝?

確かに、シミのできやすさには個人差があり、同じように紫外線を浴びても、
シミのできやすい人とできにくい人はいるようです。もともとの肌色も遺伝す
るように紫外線の影響を受けやすい体質も遺伝します。お母さんやおばあさん
にシミが多い場合は、あなたもシミができやすい体質と言えるでしょう。ソバ
カスについては、さらに大きく遺伝が関係していると言われています。

しかし、遺伝だからと言って、あきらめるのはまだ早いです。生活環境やお手
入れの仕方で、シミができにくい肌をつくり、シミが現れる程度を低くしたり
することが可能なのです。

そもそもシミというのは、表皮の一番下の「基底層」にあるメラニン色素を、
作り出す「メラノサイト」という細胞が、活性化したまま元に戻らなくなった
状態です。通常は、メラノサイトで作られたメラニンは周囲の細胞に渡され肌
の生まれ変わるサイクルに従って自然に皮膚表面からはがれ落ちていきます。

ところが、正常であったメラノサイトが、紫外線などの影響によってリズムを
崩すとメラニンを必要以上に作り続けるようになってしまい、これがシミにな
るのです。

シミができやすくなる一番の原因は、繰り返し繰り返し紫外線を浴びること。
紫外線を浴び続けているうちに、メラニン色素を作るメラノサイトという細胞
が活性化しやすくなったり、メラノサイト自体が増えるために、どんどん紫外
線の影響を受けやすい肌が作られてしまいます。そのため、一度、強烈に肌を
焼いた人は、その後、わずかな紫外線でも日焼けしやすくなるのです。

そして、以前に紫外線を受けた部分は、次に紫外線を浴びた時メラノサイトが
よりいっそう活性化しやすくなるという悪循環のため肌の色ムラがさらに悪化
していくのです。

また、シミができている部分では、紫外線を浴びることで角質細胞から出され
る物質がメラノサイトを活性化させているのですが、この物質は年齢を重ねる
とともに出やすくなり、一度現れると今度は減りにくくなるという傾向がある
ようです。歳をとっている人ほど日焼けが消えにくくなるのも、こうしたこと
が原因と考えられています。

鏡をのぞいて肌の状態をよく見てください。頬骨の高い部分や鼻の頭、おでこ
などに小さな色ムラはありませんか?

それは、いずれもシミになる可能性が大きいです。ポイントはなんといっても
紫外線対策。特に今年は11年に1度という太陽の活動が活発な年だそうです。
紫外線がかなり強いようですので、予防という意味からも早めにお手入れして
いくことをおすすめします。

さらにコラーゲンには紫外線よるシミをできにくくする効果がありますので、
まだ、お試しされていない方は、是非、お試しください。

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