■肌のトラブル改善スキンケア
■毛穴の開き(目立ち)
最近ご相談の多い「毛穴の開き改善スキンケア」に関するヒントを抜粋して掲載しました。
毛穴の開きでお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
毛穴が目立つ原因は?
■最近、毛穴に関するお悩み・ご相談が増えています。
毛穴の開き・毛穴の黒ずみ・・・
特に、年代に関係なくどの年代の方も毛穴が目立つという悩みがあるようです。
なぜ、毛穴は目立つのでしょう?
毛穴が汚れているからだと思いがちですがそうではありません。
毛穴自体は 直径0.1mmと 非常に小さいのです。
しかし、毛穴が目立つ・・・その正体は毛穴周辺にある汚れではなく、【皮膚のくぼみ】そのくぼみの影なのです!
もちろん、毛穴に汚れがたまり 黒く見えるケースもありますがしっかり洗顔ができている場合、この毛穴のくぼみによって光の影ができ、毛穴が目立つということが多いのです。
たるみも毛穴が目立つ原因に!
■顔が一番シミになりやすいです!
また、お肌が弾力を失うと毛穴周りの皮膚が下がります。
毛穴は通常丸く少しくぼんたようになっていますが皮膚が下がることで、それが涙型になり広がって見えてしまうのです。
さらに、開いた毛穴どうしが小じわで結ばれた状態になるとたいへんです。
これは “帯状毛穴”と呼ばれていますが、たるんだ毛穴と小じわ
「最近、疲れた顔をしているね。」なんて言われたら、もしかすると・・・帯状毛穴が原因となっているかもしれないので要注意です。がつながって一気に老け顔に見られてしまいます。
顔は毛穴が最も集中する部位、しかも皮膚が薄くデリケート!
■顔は毛穴が集中しています!
では、どうして毛穴の周りにくぼみができるのでしょう?
毛穴には皮脂をつくる役目がある脂腺性毛包というのがあります。この脂腺性毛包から分泌された皮脂は酸化すると過酸化脂質となりお肌に刺激となりダメージを与えます。
また、空気と接している皮膚は酸化されやすくダメージを受けやすいのです。
さらに、顔は体の中でも毛穴が最も集中する部位で20万個ほど存在するとも言われます。加えて、顔の皮膚は薄くデリケート。
毛穴の出口付近のくぼみで皮脂の酸化が起こると毛穴が目立つようになるのです。
毛穴の周りのクレーター状のくぼみは毛穴を目立たせ、ブツブツした汚い肌に見られてしまいます。
過酸化脂質とは?・・・
食用油を繰り返し使用すると嫌なにおいがしたり、直射日光の当たる場所に長時間置いてあったインスタントラーメンを食べるとおなかをこわしたり…
これらは、油の酸化でできた過酸化脂質によるものです。
特に、皮脂に含まれるスクワレンは過酸化脂質が生じやすいことが知られています。
毛穴の開きを改善する上での注意点
【毛穴の開き改善スキンケア1】毎日の洗顔で皮脂をコントロール!
お肌を痛めないやさしい洗顔料と正しい洗顔法が必要です!
毛穴の出口付近のくぼみで皮脂の酸化が起こると毛穴が目立つようになる…とはいっても、皮脂はお肌には必要不可欠なものです。
紫外線・ホコリ・細菌・乾燥・・・日頃からお肌はさまざまな外的刺激にさらされています。皮脂は、これらの刺激から常にお肌をガードして守っているのです。
また、皮脂は汗とともに毛穴から排出されますが身体に不要な成分も同時に洗い流します。
大切なのは皮脂のコントロールです。
皮脂が過剰分泌されたり、必要以上にお肌の上にとどまると毛穴の目立ち・毛穴の黒ずみ・毛穴の開き・角栓・にきびなど・・・さまざまなトラブルにつながります。
ですので、毛穴の目立ちなど毛穴トラブルを防止するためには皮脂のコントロールが欠かせません。
特に、毛穴は顔に集中して多いため毎日の洗顔がとても大切。
ここで、注意が必要です。洗顔の仕方が間違っているとお肌に刺激となってしまい逆効果になってしまいます。
顔の皮膚は薄くデリケートなため、お肌を痛めないやさしい洗顔料と正しい洗顔法が必要です。
【毛穴の開き改善スキンケア2】お肌になるべく負担をかけず、守る!
お肌にやさしい化粧品を使い、肌のハリを!
過去に、メディアで報道されましたがファンデーションなど化粧品によく使用される防腐剤の「メチルパラベン」は紫外線を浴びるとシワやシミなどにつながることがわかっています。
メチルパラベンはいわゆるパラベン類と呼ばれる旧厚生省表示指定成分です。
接触性皮膚炎やアレルギー性湿疹を引き起こす可能性があるため指定されていました。
2001年4月薬事法の改定により、現在は全成分表示が義務付けられています。化粧品の全成分がわかる反面、逆に旧厚生省表示指定成分かどうか消費者にとってわかりづらくなっているのが現状です。
しかし、毛穴の開きを防ぐためにも、最低限、旧厚生省表示指定成分を使用していない化粧品をご利用いただくことをおすすめいたします。
また、オイルの過酸化脂質化は前述のとおり毛穴の開きにつながります。過酸化脂質をつくらないためにもオイルの入った化粧品はおすすめできません。
コラーゲンやヒアルロン酸といったオイルではなく、お肌に近い成分で保湿しましょう。
【毛穴の開き改善スキンケア3】紫外線対策でコラーゲンを!
お肌になるべく負担をかけず、守ってあげることが大切!
過酸化脂質を作らないために紫外線からなるべくお肌を守ることはお分かりいただけると思います。
さらに、帯状毛穴は肌のたるみが原因です。たるみはお肌の弾力が失われた状態ですが、お肌の弾力成分といえば・・・コラーゲン。
みずみずしいお肌を維持しているコラーゲンは年齢とともに衰えていきます。特に、コラーゲンの変質については紫外線による影響が大きいことがわかっています。
肌のたるみ・毛穴の開きを防ぐには、紫外線をなるべく浴びない工夫をすることも大切。
毛穴周りは、皮脂が分泌しているため酸化しやすく紫外線ダメージを受けやすい部位です。基本ですが 紫外線対策をしっかり行いましょう。
※プライマリーでは会員様限定お肌にやさしい日焼け止めをご紹介しています。