先週、乾燥対策について早め早めのケアが大切だということをお伝えしまし
た。
今回は具体的な乾燥ケアについてお伝えしたいと思います。
具体的なお手入れの方法としては、とにかく水分をたっぷり与えて、それをキ
ープ!当たり前のことですがこれが重要なのです。
もちろんその前に洗顔が大切なのはいうまでもありません。今までの洗顔料で
つっぱる方は純石鹸主成分で保湿成分を含んだマイルドタイプの洗顔料に変え
てみましょう。汚れと古い角質をしっかり落として、お肌に必要な潤いは残す
という上手な洗顔をすることが大切です。
お肌がキレイになったところで、すぐに水分補給!一般に化粧水の成分で一番
多いのは『水』です。いい『水』にこだわり、保湿力の高い天然有効成分をふ
んだんに使った化粧水でしっかり水分補給しましょう。
化粧水をつけるときは手で優しくパッティングすると水分が角質層に浸透しや
すくなりいいですよ。テレビでも見ながら20030秒すれば、お肌がひんやりし
て十分しっとりします。そして、美容液を適量、手のひらにとり顔全体に、こ
すらないように広げ優しくしみ込ませましょう。
とにかくあれこれつけ過ぎないことが大切です!
スキンケアの基本の1つは油分を必要以上に与えすぎないことです。
「お肌が乾燥しているかな?」と思えるときは、皮脂を出す力やお肌の回復力
などお肌本来の力がおとろえないよう、上手にケアしていきましょう。
さらに、パウダーファンデーションは角質水分の一部を吸収することがありま
す。
お肌が乾燥ぎみの方は、時間が経つにつれ肌色がくすんだり、つやや張りを失
なってしまい、老けた印象を与えてしまうこともあります。お肌が乾燥ぎみの
方はパウダーファンデーションよりもリキッドタイプがおすすめです。
また、乾燥肌の方は部屋の湿度にも気を配りましょう。
近年、私たちを取り巻く生活環境は高気密高断熱化し、冬は暖房、夏は冷房と
いうように低湿度化が進んでいますが、角質層のバリア機能が低下している乾
燥肌の人にとって、乾燥環境は好ましくありません。ますますお肌の乾燥が進
んでしまいます。
さらに、乾燥したお肌に紫外線は傷口に塩を塗りつけているようなものです。
秋でも冬でも、紫外線には引き続き要注意です。
お肌の乾燥も個人の生活環境が大きく反映します。遺伝的因子もありますが、
皮膚の乾燥を助長するような外的要因を生活環境からなるべく少なくしていく
ことがスキンケアには必要です。
この時期を乗り切るとお肌はだんだん寒さに慣れて落ち着いてきます。
乾燥でお悩みの方も悲観しないで気長に楽しくお手入れしていきましょう。