ニキビ跡は通常のすり傷や切り傷と同じと考えてよいと
いわれています。
ですので症状が目立たなくなるのにはそれなりの時間が
必要です。あきらめずあせらずにお手入れをしていきましょう。
人のお肌はおおよそ28日周期で一番外側の角質が新しい
ものと変わっていくといわれていますが、年齢やストレスなどの
要因により、このサイクル(ターンオーバー)がうまくいかなくなる
ことがあります。
そうなると、ニキビ跡の改善に時間がかかってしまいますので、
このサイクルをうまくいくようにすることが一番のポイントです。
そのために、皮膚生理学的に考えられた化粧品で、ターン
オーバーを活性化するケアを行いましょう。
特に、ポイントは洗顔です。
間違った洗顔では、逆にこのサイクル(ターンオーバー)がうまく
いかなくなることがあります。
具体的には、まずお顔をぬるま湯(32度くらい)で軽く洗います。
次に洗顔料を充分にメレンゲ状になるまで泡立てます。
弾力がありなおかつキメの細かい泡を作ることが洗顔には
とても大切です。
洗顔時はこの泡を軽く押し付けるような感じで手とお肌の間に
泡がある状態で直接手で肌を触らないように注意して洗いましょう。
洗顔後のお肌の状態を見ながら洗顔料の泡をのせておく時間を
調節しましょう。
次に充分すすぎを行います。この時洗顔料がお肌に残らないように、
もういいかなと思ってももう一度という感じですすぎましょう。
額の毛の生え際や顎下の部分などのすすぎ残しに注意しましょう。
そして、お顔の水気を取るのもやさしくタオルを押し当てるようにして
こすらずに行ってください。
このようにお肌にやさしく、お肌本来の機能を高めることが
ニキビ跡改善の近道です。