毎日の自然な角質ケアの大切さについて先週お伝えしました。
美しい健康素肌を育てるためには、角質を無理に取らず、自然に
任せ、お肌にやさしいケアで肌本来の機能を正常に働かせること
が必要です。
そうすれば、お肌は健康に育ち、うるおいたっぷりのキレイな角質が
できていきます。
この美しい角質を育てるケアを毎日続けていきたいものです。
しかし、乾燥シーズンがすでにやってきています。乾燥は美しい
角質を作るのを邪魔します。
角質層は表皮細胞に由来するケラチン、脂質、アミノ酸などから構成
され、角質に含まれる水分量は個人差がありますが30%前後です。
この水分量が不足するとお肌がカサカサと乾燥してしまいます。
最近、コチラ福岡では最低湿度が19%という日がありました。
これだけ空気が乾燥しているとお肌(角質)の水分も蒸発しやすく
なっています。
特にこれから冬に向け、空気が乾燥すると皮膚から蒸発する水分
が増えるとともに角質の水分量が減少しやすくなります。
さらに気温が下がり新陳代謝が低下してくるとますますお肌からの
水分喪失に拍車がかかってしまいます。
すると、角質層のバリア機能の低下が生じ、外からの様々な刺激が
入りやすくなり、敏感になり肌トラブルへとつながっていくのです。
「お肌が乾燥してるなぁ・・・」と感じる前に、早め早めのケアを実行
することがお肌を乾燥から守り美しく保つカギです。
しかし、最近よくいただくメールの中で・・・
「メイクをすると肌が乾燥してキューと肌がしまる感じがするの
ですが・・・」
「なんだか頬に粉がふいているような・・・」
これは、すでに乾燥症状が出ているサインです!
「まだ、真冬のように乾燥してないから大丈夫。」というような思い込み
は禁物です!ケアを怠ってしまうと本当に後悔することになりますよ。
もう一言いいますと、少しでも乾燥症状が出始めてしまうとたいへんです。
早めにフォローケアしておかないと、空気の乾燥とともにどんどん乾燥症
状が進んでしまい、敏感になって悪循環におちいってしまうことに!
以前のマガジンでもお伝えしていますが、毎年夏のスキンケアから
「乾燥に備えましょう!」とお伝えしているのはこのためです。
・・・続きは次週お伝えいたします。