当社に寄せられる春のトラブル別相談件数ナンバーワンは
「肌荒れ」です。
この時期に肌荒れが多くなる理由として、まず挙げられるのが
アレルギー性のものです。
花粉症などアレルギー性の疾患が増えていますが、それとともに
肌荒れが生じているようです。
次に、ホルモンバランスの乱れ。
3月から4月にかけて「木の芽時」といわれ、秋口と並んで植物や
動物のホルモン代謝が最も変化する時期で、特に女性の場合、
生理が狂いがちになり、お肌が荒れやすい状態になります。
そして、環境の変化。
お肌は気温の変化や外的刺激に対して身体を守る役割を
果たしています。
三寒四温といわれるように、春先は寒い日と暖かい日が交互に
来ながら暖かくなっていきます。
この変化にお肌の機能が対応しきれないとお肌が荒れたり、
かゆくなったり、湿疹が出やすくなります。
また、暖かくなるにつれ、皮脂の分泌や発汗がさかんになる
ために、お肌はほこりや細菌がつきやすい状態になります。
汗や皮脂をそのままにしたり、洗顔で良く落とせないでお肌に
残ってしまうとお肌に負担(刺激)となり、肌荒れやニキビといった
トラブルを引き起こしてしまいます。
風の強い日が多い春は花粉だけでなく、ほこり、排気ガス、黄砂
などが舞っていますので洗顔には要注意です。
このように肌トラブルの原因となる要素がいっぱいあります。
春のお肌は誰もが皆、不安定な状態だと思ってケアすることが
大切です。
いつも以上にしっかりとお手入れを行い、素肌環境を整えましょう。