じゅんこ 様

30才OLです。去年の冬、口の周り(ほうれい線付近、口角から下に伸びるライン)がもの凄く乾燥して、粉をふいていました。
普段はすぐ脂浮きするタイプなのですが、あまりスキンケアとか興味も無く、すぐに直ると放っておきましたが一向に直りませんでした。仕事はデスクワークで当時は忙しく、とりあえずいつも使っていた、ニベアのような外国のハンドクリームを塗って対処していました。その時は潤ってよかったのですが日に日に粉をふいていたところが黒ずんできました。
黒ずみが気になりだしてからは、そのクリームは一切使っていません。またしっかり保湿の化粧水などを使うようにしました。気楽な性格からいずれは直ると思っていたのですが、春も夏も秋も今年の冬も黒ずみが一向に直る気配がありません。なんだか皮膚の質もしわしわと他の部分と違う質感になってしまいました。
皮膚科にみてもらったほうが良いのでしょうか?エステなどに通わないとならないのでしょうか?この年になって顔のシミもまったく消えないし、もう直らないのでしょうか?
スキンケアカウンセラーからの回答
ハンドクリームをお顔にご使用になるのはいけません、体の部位により角質層の厚さには大きな違いがありますのでこれからはこういったことはやめましょう。
皮脂の分泌は20代前半からどんどん減少していきます。ですから、個人差はあるにせよ角質層に一定量の水分を保つことは年齢に従ってだんだんと難しくなっていきます。そこでお肌が一定量の水分を保てるように正しくお手伝いをしてあげることが重要になります。
基礎化粧はこのお肌に保てなくなった水分を程よくお肌が保てるように手助けしてあげることが基本です。
具体的な対応としては、洗顔をするさい洗顔料の泡を気になる部分に最後に乗せ、乗せておく時間を短く(30秒以内)し、洗顔後はいつもより化粧水を多めにご使用いただき充分水分補給を行いましょう。
次に本来人の肌にあるヒアルロン酸やコラーゲンといった保湿成分で保湿しましょう。ローションをコットンや顔型(薬局にあります)にしみこませ気になるところをローションパックするのも効果的です。
食生活では緑黄色野菜(ほうれん草・パセリ・カボチャ・ピーマン・にんじんなど)や根菜類(大根・たまねぎ・にんじん・ごぼうなど)を心掛けて取りましょう。同時にコラーゲンを多く含む食品(手羽先、スペアリブ、豚足、牛すね肉、かれい、ひらめ、マグロの中落ち等)を取るのもよいでしょう。また、ブロッコリーなどはコラーゲンの吸収を高めると言われています。
その日のうちには就寝し、少なくても7時間以上の睡眠を確保しましょう。睡眠は状態を改善させるために欠かせませんおろそかにしないようにしてください。