活性酸素でカラダがサビる、ヒフもサビる!?

最近、活性酸素についてのTV番組がありました。活性酸素は何かというとご存
じの方も多いかと思いますが、一口でいうと「攻撃的な酸素」ということがで
きます。活性酸素の良い面は殺菌作用があることですが、増えすぎるといい細
胞まで傷つけ、さらに体内の脂肪を酸化させ老化に結びつくということがわか
ってきています。リンゴを切って時間がたつと黒ずんだり、油が古くなると黒
くなっていくのも活性酸素の仕業です。
このように呼吸によって体内に入った酸素が細胞内で悪いことをしているんで
すが、ここでいいたいのは

「皮膚は血液からの酸素を受けると同時に、直接空気中の酸素に触れているの
で内臓よりもはるかに活性酸素にさらされている」

ということです。水に紫外線を当てるだけでも活性酸素は作られるのですから、
酸素に直接触れている皮膚に日光が当たれば、当然活性酸素が作られます。
さらに私たちが人の年齢を推測するとき顔だけを見て判断することが多いこと
からも、スキンケアはおろそかにできないですよね。
その活性酸素対策として、TV番組では、ビタミンC、ビタミンE、βーカロチン、
ポリフェノールなどの抗酸化物質を食物として取り入れることが紹介されてい
ましたが、皮膚が直接受けるダメージについての対処は紹介されていませんで
したので、スキンケアの面からプライマリーの考え方をご紹介します。

皮膚の老化を予防するための抗酸化物質の研究はされていて、ビタミンC、ビタ
ミンEが紫外線によるしわをできにくくするのに有効であるという実験結果があ
ります。そのとき同時に行われた日焼け止めクリームの実験結果に比べたらそれ
ほど優れた効果ではないこともわかっています。ですから、ビタミンC、ビタミ
ンEなどの抗酸化物質は食物として取り入れれば体内で発生した活性酸素には効
果がありますが、皮膚表面で紫外線によって発生する活性酸素の防御は充分と
は言えず、活性酸素を発生させる紫外線を防ぐ方が皮膚の老化には効果的だとい
うことです。また、マガジンvol5でお伝えしたとおり、紫外線をすべてカット
するということは当然無理なので、紫外線を浴びた後、シミ、シワができなくな
るようにお肌に負担をかけないやさしいスキンケアをしてお肌を守ってあげるこ
とが大切です。活性酸素についてはわかっていないことも多いのですが、いま私
たちが活性酸素対策としてできることをまとめてみます。

(1)食べ物に注意する。たばこは吸わない。
(2)紫外線をなるべく浴びない。
(3)紫外線を浴びた後の正しいスキンケアをする。
(4)食品や化粧品の添加物に注意する。
(5)ストレスをためない。睡眠時間に注意する。
(6)突然無理な運動をしない。

これらになるべく注意してずっと美しくありつづけましょう!

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