洗顔を見直しましょう! 春のスキンケア特集(3)

4月のはじめですし、学校は4月から始まりますので(あまり関係ないです
が・・・)、スキンケアの基本に戻ってみましょう。

毎日のスキンケアの積み重ねがみずみずしいぴちぴち素肌につながっていま
すが、やはりスキンケアの基本は洗顔です。

自宅にいるときも夜早めに洗顔し、外出から帰宅したときもほこりや排気ガス、
花粉などで汚れたお肌をすっきり、しっとり洗い上げましょう。

洗顔料は弱アルカリ性の純石鹸または純石鹸主成分のものがいいですよ。

最近よくある「洗顔しても、お肌すべすべ」といった弱酸性の洗顔料は、なん
となくお肌にやさしい気がして、ついつい買ってしまうという方も多いのでは
ないでしょうか?

お肌は弱酸性だからといって弱酸性のものを使う必要はありませんよ。
皮膚にはホメオスタシスといって、常に一定の状態の保とうとする特質があっ
て、わざわざ弱酸性のものを使わなくても皮膚自身の力で自然に弱酸性に戻る
ようになっています。

逆に、アミノ酸系の弱酸性の洗顔料などを長期間お使いですとお肌を弱酸性に
戻す生理機能がだんだん衰え、お肌の老化を促進することになりかねません。

また、弱酸性洗顔料はお肌がつるつるになったような感じがしますが、これは
洗浄力が弱く汚れが十分に落ち切れていなかったり、洗顔料自体がお肌に残っ
ている場合があり、ニキビやくすみなどの原因になりかねません。

表面上、しっとり感やすべすべ感を出すことは、現在の技術ではとても簡単な
ことですよ。消費者もだまされないように選択の目を養うことが必要ですね。

洗顔料については、弱酸性のものがいいというのは欧米での考え方です。
日本の水ではアルカリ性のものが泡立ちがよく、汚れおちもいいですよ。
洗顔料については下記のURLをのぞいてみて下さい。
こちら→ https://primaryinc.co.jp/book/04-10.html

また、洗顔方法にも注意が必要です。洗顔料よりも大切かもしれません。

洗顔の仕方で大切なのは、とにかくやさしく洗い、お肌に余計な負担をかけす
ぎないということです。

洗顔の際のポイントをいくつかご紹介いたします。

(1)洗顔料をたっぷりじゅうぶん泡だて、その泡で包み込むようにして、
   なで洗いしましょう。お肌をゴシゴシこするのは禁物です。
   やさしく洗っているつもりが意外とお肌をこすっていることが多い
   ですよ。桃をさわるようにやさしくやさしく洗いましょう。

(2)洗いにくいところは中指を使って、泡をくるくる転がすように洗い
   ましょう。指先でお肌や気になる部分に刺激を与えないように泡を
   転がしていくと目に見えない毛穴の汚れまでよくとかして落とせますよ。

(3)すすぎは流水でたっぷり行いましょう。
   もう充分と思ってももう1回の感覚で充分すすぎましょう。
   このときもこすらないように、じゅうぶん20回以上、はえぎわ、
   小鼻など洗顔料を残さないようにしっかり流しましょう。

もちろん、洗顔では人肌程度のぬるま湯を使うとお肌に負担が少なくていいで
すよね。

さらに、洗顔後お肌の水気を取るときはタオルを押しあてるようにして取り、
絶対にこすらないようにしましょう。このときにこすっている方も多いのでは?

そして、すぐにローションで水分をたっぷり補給して、エッセンスでしっかり
保湿しておきましょう。美容液を使えば、オイルの入った乳液やクリームを
使う必要はありませんよ。

何事も基本が肝心ですよね。春のお肌は、特にデリケート。だからこそ、
基本に戻ってやさしいスキンケアを習慣づけ、お肌の環境を整えましょう。

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