UV-A、UV-Bそれぞれの対策は?

 

 先週は紫外線の種類による肌への影響についてご紹介しました。
 たるみやシワ、くすみ、シミなどの原因にもなる紫外線。
 いつまでもイキイキとしたお肌で過ごすためにも、しっかりと
 対策していきたいですよね。

 そこで、今回はUV-A、UV-Bそれぞれの対策について
 ご紹介いたしますので、参考にしながらケアしてくださいね。

 

 ■ 肌の奥まで届くUV-Aの対策

 

 UV-Aは雲やガラスを通過し、雲の量によって異なりますが、
 曇りの日でも、晴れの日の3~8割が降り注いでしまいます。
 家庭用の窓ガラスでも、5割程度のUV-Aは通過し、室内に降り注ぐと
 言われています。

 

 UV-A対策のためには、曇りのときでも日焼け止めを使用したり
 UVカット加工のカーテンで室内に入り込まないようにするのが大切です。

 日焼け止めのUV-Aのガード力を表すのはPA値です。
 PA+からPA++++までの4段階ありますが、そのときの状況に合わせて選び、
 普段の生活ではPA+、紫外線の強い屋外などではPA+++など、
 使い分けるようしましょう。

 

 ■ 肌をヒリヒリさせるUV-Bの対策

 

 UV-Bは地上に届く紫外線のうちのわずか5%ですが、
 エネルギーが強いので肌表面の細胞を傷つけて炎症を起こします。
 夏に日差しを浴びると肌が真っ赤になってヒリヒリするというのは、
 この炎症が原因で起こっているのです。

 

 UV-Bはエネルギーは強いですが、障害物を通過する力は弱いので、
 曇りの日や室内にはほとんど降り注ぎません。
 ですが、外出時にはきちんと対策を取っておくことで
 赤くなったり黒くなったりするのを防ぐことができます。

 

 日焼け止めのUV-Bのガード力を表すのはSPF値です。
 SPF10~SPF50+までありますが、1時間以内の外出にはSPF20程度、
 長時間の外出や紫外線の強い海などではSPF30以上のものなど、
 そのときの状況によって上手に選ぶようにしましょう。
 
 いかがでしたか?
 紫外線対策のための日焼け止めは強い方がいいと思いがちですが、
 それ自体がお肌への負担になってしまうこともありますので、
 そのときの状況や自分のお肌に合わせてできるだけ優しいものを
 選ぶようにしましょうね。
 来週はうっかり日焼けの対処法についてご紹介いたしますので、
 お楽しみに♪(*´▽`*)

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