シミ撃退シリーズ(2) シミにも種類がある!

もう、9月ですね。秋ですね。
でも、秋というのは名ばかりで残暑が厳しすぎますよね。

そろそろ、夏のお肌に疲れが出始める時期ですが、特にシミ!
皆さんは大丈夫ですか?

ところで、先週お伝えしましたが、シミには種類があります!

代表的なものは、発疹後色素沈着、こすり色素沈着、肝斑、脂漏性角化症(老
人斑)です。では、それぞれの特徴や予防やケアについてお伝えします。

(1)発疹後色素沈着
これは、ニキビや肌荒れなど炎症が治ったあとにできるシミです。炎症があれ
ば早く治し、それを繰り返さないようにすることが大切です。

発疹後色素沈着をおこすと、皮膚が過敏になり、トラブルを繰り返しやすくな
ります。そのため、改善するのに時間がかかります。

お肌に刺激を与えないようにして、表示指定成分が入った化粧品などを使わな
いのはもちろん、皮膚生理学的に正しいやさしいスキンケアをじっくりやって
炎症を繰り返さないようにしていく必要があります。

(2)こすり色素沈着
ナイロン製のタオルやブラシなど、刺激のあるもので強く皮膚をこすってでき
るシミです。特に首筋、鎖骨、肩、背中などよくこするところにできやすいの
で、注意してください。

色素沈着ができているところは過敏になっていますので、日頃からやさしいも
のでお手入れする事が大切です。

皮膚に刺激の一番少ない洗い方は、洗顔料や石鹸などを手の上で泡立てその手
でなで洗いする方法です。顔だけでなく敏感になっている部分はどこでもそう
した方がいいです。

皮膚の汚れや古い角質を落とすのに、垢こすりなど皮膚をこする必要はありま
せん。洗顔ではアルカリ洗顔料のなで洗いで充分です。必要以上に落とすと皮
膚が乾燥し、老化が早くはじまりますよ。

(3)肝斑
妊娠がきっかけとなって顔に出てくるシミです。これは妊娠102ヶ月にはじ
まり徐々に増えていき、出産後は減っていき多くは消えますが、ずっと消えな
いで沈着してしまうこともあります。

また、妊娠しなくても出たり、閉経後に出ることもあります。くわしいことは
まだわかっていません。

シミが濃くならないように、紫外線を避けることが必要です。

しかし、100%紫外線を防ぐことは無理で、どんなUVカット用品でも効果
が持続するのは2時間くらいが限度です。

帽子・長袖・日傘なども忘れないようにしてください。また、ファンデーショ
ンも厚めにしましょう。ファンデーションだけでも紫外線カットの能力は8倍
増加します。

(4)脂漏性角化症(老人斑)
皮膚の老化でおきるもので、顔、胸、腕、すねなど日光の当たるところに出や
すいです。30代から出ることもあります。脂漏性角化症は紫外線を避けるこ
とが大切です。

以上、シミの種類についてお伝えしましたが、シミを濃くしないようにするに
は、やはり紫外線対策と紫外線を浴びた後のお肌のフォローです。

紫外線は思春期までに一生に浴びる量の80%とか90%が皮膚に当たってい
るといわれています。

しかし、同じ年齢でも皮膚の状態は一人ひとり違いますよね。

やっぱり、イキイキ健康な素肌を保つには、この紫外線を避け、また、洗顔、
保湿といった1日1日のチョットしたスキンケアを正しく行うことが大切ですね。

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