基礎化粧品とは

突然ですが、基礎化粧品とは?と質問された場合、あなたは何と
答えますか?

何だか簡単なようで難しい質問ですよね。

では、私たちは首から上、手首から先は年中素肌をさらけ出していると
いうことに気が付かないでしょうか?

私たちは首から下は衣服をまとっていますが、これは身体を衣服でまとう
ことにより皮膚を覆い、保護しています。

私たちのお肌は、外気の温度や湿度だけでなく、空気中の砂やチリ、
排気ガスのような有害な浮遊物、紫外線、雑菌、その他様々な物理的
刺激など常に外的刺激にさらされています。

ですので衣服で保護しているのですが、保護されていないところを保護して
あげなければなりません。それが化粧品なのです。決して美しく化けるため
だけではないのです。

ここで、皮膚の構造について簡単に復習しておきましょう。

皮膚は標準的には約2週間かかって細胞分裂を繰り返しながら徐々に
表面向かって押し上げられ、やがてお肌の表面の角質層に達します。

20代の女性のお肌では通常それから約2週間角質にとどまり、私たちの
目に見え、最後には垢となってはがれ落ちていきます。

つまり、角質は垢となって落ちていく直前の皮膚で、その下にはもう次の
新しい角質が待機しています。

ですから、キレイな角質ができるため、“キレイな肌”になるためには底部で
作られた皮膚が角質となって表面に現れるまでの下準備が大切なのです。

その下準備とは、全身の健康はもちろんのことですが、基礎化粧品を中心と
するお手入れによって得られるお肌の健康が欠かせません。

それがあって、初めて良い角質、美しいお肌が生まれてくるのです。

このように絶えず新陳代謝を続けているお肌ですが、年齢が高くなったり、
様々な外的刺激、気温が下がる冬などには新陳代謝がどうしても不活発に
なり、古い角質が2週間以上も長期滞在?するようになります。

そのため新しい角質がなかなか表面に出られずに角質層が厚くなり、
汗や皮脂の分泌がスムーズにいかなくなってお肌が荒れたりトラブルが
発生するようになります。

つまり、天然のベールともいえる皮脂膜の製造能力が低下し、外的刺激に
弱くなっていくのです。

若い頃には、ちょうど良かったお肌が荒れ性になり、また、現在のように
過酷な環境のもとでは若い頃から荒れ性の方も多く、そういった方がお手
入れを怠れば、ますます荒れ性になって策を講じなければどんどんお肌は
下降線をたどっていくことになります。

そのスピードを遅らせ、また、お肌の持つ機能を正常に働かせ、その結果と
して健康で美しいお肌を維持・回復させために、自分のお肌の将来を見据えた
お手入れをすることが必要です。

スキンケアのための基礎化粧品はそのためにあるのです。

NHKで紹介された無添加化粧品
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