“たるみ”―コラーゲンをたっぷりと(その2)

先週お伝えいたしましたとおり、コラーゲンは老化防止に不可欠です。

お肌は水分を除く成分の約80%がコラーゲンでできており、弾力性を
保つ大事な成分です。コラーゲンが不足すると皮膚の水分量が減り、
みずみずしさが失われます。

コラーゲンを若々しく保つためには単純にコラーゲンを食すといいと思い
がちですが、そのものは食べても消化過程でアミノ酸に分解されてしまい、
コラーゲンそのままの形で各組織に届けられることはありません。

しかし、コラーゲンたんぱく質を積極的に摂取する事で、体内のコラー
ゲンの合成が確実に高まることが明らかになっています。
コラーゲンを含む食品を摂取することで老化を防ぎ若さを保つ可能性が
あるのです。

さらにコラーゲン自体、タンパク質ですので身体の健康を保つためにも
大切な3大栄養素です。

コラーゲンを若返らせその不足を補い、お肌や身体の健康を保つには、
スキンケアだけでなく、コラーゲンをたっぷり含む食品を日頃の食事で
しっかりとることも必要なのです。

では、どのような食品にコラーゲンが多いかご存知でしょうか?
コラーゲンの豊富な食品を次に挙げてみます。

<コラーゲンが豊富な食品>

鶏の手羽、ガラ、豚足、豚耳、スペアリブ、牛スジ、軟骨、ホルモン、
テール、かれい、鯛、むつ、ふかひれ、えい、どじょう、なまこ、貝類など

どちらかといえば食べにくかったり、捨ててしまうことが多い部分に多く
含まれているようですね。

特に若いコラーゲンは水に溶け出しやすく、体内で合成されやすいそう
ですので、骨からとったスープや、煮こごりをとるのがいいのでは。
料理に工夫が必要ですが、意識してうまく料理に取り入れてみてください。

摂取量の目安としては、鶏ガラを煮だして作るチキンスープならカップ1杯、
手羽肉なら2、3個ほど。5000mg程度摂取すれば美容効果が高いといわ
れていますので市販のコラーゲンドリンクなどをあわせて利用するのも
1つの方法ですね。

また、コラーゲンが体内で合成されるときには、ビタミンC、鉄、亜鉛などの
栄養素が必要です。これらの栄養素も不足することなく摂りましょう。

さらに、コラーゲンは夜に取るのが理想的だといわれています。というのは
身体を休めている間に、ゆっくりコラーゲンの新陳代謝が行われるからです。

このようにコラーゲンを摂取することは、お肌のためだけでなく、目や関節、
骨、内臓などを強くし全身の健康、老化防止につながります。

身体の健康もそうですが、お肌の美しさもやはり食事が大事ですね。
もちろん、紫外線を浴びない努力とやさしいケアも怠りなく。

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