生理と素肌

生理の前や、体調が悪いと、すぐ肌に出てしまいます。
どんな体調や環境にも負けない強い肌になりたいですよね。

生理周期とお肌の状態とは密接な関係があります。
そこで、今回は生理とお肌についてお伝えしようと思います。

まず、生理周期を28日で4週に分けてみますと、一般的に次のような
傾向があります。

(1)1週目:生理の始まった週のお肌は敏感で徐々に乾燥気味に。
(2)2週目:お肌にハリやツヤがでて、お肌の調子がいい時期。
(3)3週目:排卵後は黄体ホルモンの量が増えはじめ、徐々に
       お肌が不安定に。
(4)4週目:黄体ホルモンの量がピークを迎え、皮脂の分泌や
       メラニンが活発に活動し、ニキビやシミなどトラブルが
       おきやすくなる。

このように生理前と生理中が一番お肌が不安定になります。

女性のからだには女性特有のリズムがあり、通常このリズムにのって、
女性としての機能をサイクルしています。しかし、通常でも不安定な上に
さらに、心や身体に何らかのトラブルが生じると、本来のリズムから少し
ずつ乱れていって肌トラブルへとつながってしまいます。

もちろん、日常生活を見直して改善していくことが大切です。心身のストレス、
環境の変化、無理なダイエット・・・思い当たることありませんか?

心と身体が共にバランスのとれた良い状態、健康な状態であることが、
お肌本来の機能がうまく働く最低条件です。バランスのとれた健康体でこそ、
お肌の機能もうまく働くのです。

健康体であるその上にスキンケアが必要になってきます。
お肌が不安定になる生理前後は特に洗顔と水分補充に注意しましょう。

スキンケアがうまく行ってないと皮膚が赤くなったり、かさついたり、
かゆくなることもあります。また、フケが増えたり、頭皮のかさつきや
かゆみなどが出ることもあります。

特に鼻の周りや額、耳の周りなどTゾーンと呼ばれる部位や、頭皮など
皮脂腺の多い部位は皮脂の分泌が増えてトラブルがおきやすくなって
いますのでしっかり洗顔を中心としたケアで清潔を保ちましょう。

さらに、かゆみがあるといってこれらを手で触るとひどくなったり、ニキビに
つながったりしますので注意しましょう。

洗顔ではやさしく落とせる弱アルカリ性タイプのものをおすすめします。
古い角質を無理なく落としてくれます。洗顔泡立てネットなどを使って
しっかりキメ細かい泡をつくるのがポイントです。

日本人の肌はとてもデリケート。さらに、生理前後のお肌はとても敏感な
のをお忘れなく。

最後に一言、生理前後のお肌の状態は心や身体のバランスを測るバロ
メーターですね。

NHKで紹介された無添加化粧品
殿堂入りメルマガ
メルマガ購読・解除(無料)